米国務長官、外国人学生300人超のビザ取り消し 「破壊行為」巡り
[ジョージタウン 27日 ロイター] - ルビオ米国務長官は27日、イスラエルのパレスチナ自治区ガザでの戦争でパレスチナ人への支持を表明した外国人学生に対するトランプ政権の対応を巡り、これまでに300人以上のビザを取り消した可能性があると述べた。
政権は破壊行為を行う「狂人」を毎日取り締まっていると警告した。
ルビオ氏は、今週拘束されビザを取り消されたタフツ大学に通うトルコ国籍の学生に関する質問に答えた。
ガイアナでの記者会見で、「現時点で300人を超えている可能性がある。毎日行っている。こうした狂人を見つけるたびにビザを取り消している」と語った。
ルビオ氏は国務省がトルコ人学生のビザを取り消したことを認めたが、この措置を取るに至った学生の行動については詳細を明らかにしなかった。
ルビオ氏は「大学の破壊、学生への嫌がらせ、建物占拠、騒ぎを起こす」などの行為に学生が参加した場合、ビザを取り消すと述べた。
トルコ人学生がそのような活動に参加したかどうかについては言及しなかった。
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Humeyra Pamuk is a senior foreign policy correspondent based in Washington DC. She covers the U.S. State Department, regularly traveling with U.S. Secretary of State. During her 20 years with Reuters, she has had postings in London, Dubai, Cairo and Turkey, covering everything from the Arab Spring and Syria's civil war to numerous Turkish elections and the Kurdish insurgency in the southeast. In 2017, she won the Knight-Bagehot fellowship program at Columbia University’s School of Journalism. She holds a BA in International Relations and an MA on European Union studies.