監督ベンチ外も死角なし! 遠藤航出場のリバプールがニューカッスル撃破、2位との勝ち点差「13」に

[2.26 プレミアリーグ第27節 リバプール 2-0 ニューカッスル]

 プレミアリーグは26日、第27節を各地で行い、MF遠藤航所属のリバプールニューカッスルに2-0で勝利した。この日は2位のアーセナルが引き分けたため、リバプール(1試合多く消化)は2位との暫定勝ち点差を13に広げた。

 リバプールは完勝を収めた前節マンチェスター・C戦(◯2-0)から中2日の一戦。先発2人を入れ替えてシステムを4-4-2から4-2-3-1に戻し、DFアンドリュー・ロバートソンとMFカーティス・ジョーンズに代わってDFコスタス・ツィミカスとFWディオゴ・ジョタが起用された。またアルネ・スロット監督はエバートン戦で退場した影響で下された2試合のベンチ入り停止処分がこの一戦から発効し、ヨン・ハイティンハヘッドコーチが指揮を執った。

 試合は前半11分、リバプールが早くも先手を取った。相手のクロス攻撃を防いだ後、MFアレクシス・マック・アリスターが縦パスを入れ、ジョタが左に送ると、FWルイス・ディアスが中央に切れ込みながらマイナス方向にパス。フリーで待っていたMFドミニク・ショボスライが左足ダイレクトで振り抜き、DF2人の股を抜いてゴール右隅に流し込んだ。

 その後もリバプールが試合を支配し続ける中、ニューカッスルは前半30分、ようやく最初のビッグチャンスを迎える。味方のヘディングをDFダン・バーンが左足ダイレクトで前線に送り込むと、これに反応したのはFWカラム・ウィルソン。だが、背後から迫るDFイブラヒマ・コナテのプレッシャーを感じたか、右足シュートは大きく右に外れ、千載一遇のビッグチャンスを逃した。

 後半は互いにチャンスが少ない展開の中、先に動いたのはリバプール。17分、ジョタに代わってFWコーディ・ガクポが投入され、そのまま1トップに入った。すると同18分、すぐに試合を動かした。カウンターからマック・アリスターが持ち上がり、いったん右のサラーに預けると、すぐにリターンを受け取ったマック・アリスターが右足一閃。強烈なシュートをゴール左に突き刺し、2-0とした。

 そうして迎えた後半32分、リバプールはDFトレント・アレクサンダー・アーノルドとMFライアン・フラーフェンベルフに代わってDFジャレル・クアンサーと遠藤を投入。その後は遠藤が鋭い出足でボールを狩り取るなど、さらに盤石な試合運びを見せたリバプールは無失点の締め、2-0で勝利した。

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