「選挙互助会との批判は予測した」 斉藤前代表が語る中道の今後

自公とは全く戦略が違う

 ――昨年10月に自民党との連立政権から離脱して約3カ月で急転直下、新党結成へと突き進みました。

 ◆離脱以来、いつでも政権を担える中道の塊を作らなくてはいけないと考え、いろいろな方と話をしてきた。ゆっくり作り上げるつもりだったが、急な解散劇で特に立憲から「一緒にやりたい」と呼びかけがあった。

 ――かつての新進党と比べても、今回の新党はあまりにも短期間での結成で、説得力を欠いたのではないでしょうか。

 ◆指摘は率直に受け入れたい。我々は当初、できれば自民からも参加してもらえるような幅広い勢力を目指したが、そうはならなかった。「選挙互助会」との批判があることも予測はしていた。

 ――自民との選挙協力との違いはどのように感じましたか。

 ◆全く戦略が違う。自公政権はあくまで別の党同士の選挙協力だったので、ギブ・アンド・テークだった。今回は一つの党として、理念に賛同して応援するので一本、筋が通っていた。公明は理念型の政党だ。立憲出身の候補は今まであまり知らなかったが、清潔で人柄も良い候補がたくさんいた。理念さえ一致すれば、公明支持者の皆さんはものすごく応援してくれるとよく分かった。

それぞれの強み生かし議席の最大化を

 ――衆院選後、立憲前代表の野田佳彦氏とともに中道の共同代表を引責辞任しましたが、公明系議員は代表選に立候補しませんでした。新体制は立憲系中心のようにも見えます。

 ◆適材適所だと思う。今、瞬間的に公明系の議員の方が多いが、新党結成前は衆院で立憲は140人を超える勢力で、公明よりもはるかに大きな党だった。立憲系の方がしかるべき役職に就くのは当然だ…

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