AIがグッと身近に。3月のPixelアプデでいろんな機能が日本語対応
Pixel 9買った人に、大きなアプデ。
Google(グーグル)がPixelデバイス向けに毎月公開する新機能 Pixel Feature Drop。今週始まった3月分のドロップでは、いろんなAI系機能がついに日本語対応して、Pixelの真価を発揮できるようになります。特にPixel 9シリーズ限定機能が盛りだくさんです。
日本語対応したアプリや、日本だけじゃなく全体的にアプデされた機能をまとめていきますね。
Pixelスタジオ
Pixel 9で登場した画像生成ツール Pixel Studioですが、今まで日本では使えてなかったのが、今月のFeature Dropでついに利用可能になりました。
Image: Googleまた、従来Pixelスタジオで生成できる画像は動物やモノに限定されていたんですが、これからは人物の画像もテキストから生成できるようになりました。まだロールアウトし始めたばかりでテストできていないのですが、Apple(アップル)におけるImage Playgroundと比べてみたいです。
Pixelスクリーンショット
Pixel 9のPixelスクリーンショットでは、撮ったスクショを整理整頓してくれて、キーワード検索などができます。この機能も日本語対応しました。
さらにPixelスクリーンショット全体の機能もアプデされ、スクショの「コレクション」に加える候補をサジェストしてくれます。あれこれ並行して買い物や調べ物してるときに助かりそう。
要約機能などなども日本語対応
議事録作成などが捗るAI文字起こし・要約機能も日本語対応しました。こちらも今のところ、Pixel 9シリーズのみの機能になっています。
他にAI生成による天気予報や花粉トラッカーなど、この季節には特にうれしい機能も日本語で使えるようになりました。
メッセージでの詐欺検知
Image: GoogleGoogle MessagesにもAI系アプデです。今までのPixelでも、あやしい電話がかかってきたときには警告が出ていましたが、今回のドロップでは詐欺検知機能がメッセージにも及ぶようになります。
家族や友だちと位置情報共有
Googleマップで位置情報を共有できるのは便利ですが、操作には数回タップが必要です。信頼する連絡先に自分の位置情報を共有するこの機能が、「デバイスを探す」アプリでも使えるようになります。
「デバイスを探す」アプリを開くと、自分のデバイスのある場所と、位置情報開示してる相手がどこにいるかをライブマップで見られんです。これはまあ、iOSの「探す」機能にもありますね。こちらはPixel 6以降のデバイスで使えるようになります。
クルマで遊べるゲームが充実
クルマを運転してると、日ごろ忙しがっているにも関わらず、駐車場でついボーっとスマホをいじって時間が過ぎていくことって…ありませんか? そんなユーザーに「いいんだよ、もっと遊んで」とでも言うように、GoogleはAndroid Autoで遊べるゲームを増やしてくれました。『Candy Crush Soda Saga』とか『Angry Birds 2』といったタイトルを、車のタッチ画面でプレイできるようになります。
個人のタスク管理的には心配ですが、たいていの車載画面はスマホより大きいので、目の健康にはマシかもしれません。車をドライブモードにするとゲームはプレイできなくなり、安全性には問題ありません。
衛星メッセージング
これは今のところ海外の話になりますが、VerizonやT-Mobileを使っているPixel 9ユーザーなら、衛星メッセージングにアクセス可能になります。セルラー電波もWi-Fiもつながらない場所で、衛星経由で緊急サービスに救助を依頼することができるわけです。衛星SOSの対応地域も増えて、ヨーロッパやカナダ、ハワイとアラスカが追加されました。
いつから使える?
これらの機能はすべて、3月4日から順次ロールアウトが始まっていて、順番が来たら通知が来るはずです。最新のPixelを、楽しんでくださいね。