【○虎将トーク】阪神・藤川監督は〝原点回帰打線〟に「何もないです、はい」6月11勝11敗は「言葉が難しい」
(セ・リーグ、ヤクルト0ー6阪神、10回戦、阪神6勝4敗、29日、神宮)阪神が2試合連続、今季17度目の無失点勝利で、日本一に輝いた2023年以来のリーグ最速40勝に到達した。佐藤輝明内野手(26)が5月24日中日戦(バンテリン)以来、28試合ぶりに「三塁」。前川右京外野手(22)は5月21日巨人戦(甲子園)以来、31試合ぶりの「6番・左翼」。森下翔太外野手(24)は27試合ぶりに「右翼」に就いた。遊撃手と投手以外は開幕メンバーの打線は一回、森下の2試合連続本塁打で先制。五回は前川の右前打などで好機を作り、坂本誠志郎捕手(31)の適時二塁打、伊藤将司投手(29)のスクイズが犠打野選と投手失策が重なり、中野拓夢内野手(29)の犠飛で4点を奪った。さらに八回には佐藤輝が球団6人目の両リーグ最速の20号本塁打を放った。121球で2安打の伊藤将は23年8月20日DeNA戦(横浜)以来の完封で2勝目。7連敗を喫しながらも6月を11勝11敗で終えた藤川球児監督(44)の主な一問一答は以下の通り(成績=40勝31敗2分、観衆=2万8904人)。
ーー投打がかみあった
「そうですね。伊藤将司がよかったですね」
ーー良い投球がずっと続いているが内容は
「ずっと良いわけではないですよね。苦しいところから帰ってきているので、奢ることなく、それから怯むことなく、また続けていくと。それに尽きると思いますよ。一瞬で離れますからね。それは」
ーー九回まで任せたのは球数なども含めて
「まあ、行ったからいいんじゃない。素晴らしい完封だったというところで」
ーー前川は久々のスタメンで1安打。内容はどう見ている
「個人のことは選手に聞いていただいて」
ーーオーダーを大きく変更した狙いは
「何もないです、はい」
ーー先制、中押し、ダメ押しできた
「結果ですからね。また火曜日に向けて備えるというところですかね」
ーー2軍で石井が復帰(ウエスタン中日戦で八回に登板し、三者連続三球三振)
「全くまだわかりませんので。また帰ってからですね」
ーー復帰はひと安心
「見てないです。はい」
ーー6月ラストゲーム。今月の戦いは
「また次の火曜日見てますから。特に何も。何か言えることがあるのかなって感じですけど」
ーー7連敗あった中で6月は11勝11敗
「どうでしょうね、勝ち負けは結果ですからね、すべて。どう取れるかということだけに終始してますから、特に何にもないというのが現実ですね。言葉が難しいといいますか、表現するのが非常に何とも言いようがない、言うつもりもないというところですね」