SixTONESジェシー、ラブストーリーで色香炸裂 スタイル良すぎてスーツ制作難航
累計発行部数336万部を突破する、はつはるの漫画を実写映画化する『お嬢と番犬くん』(公開中)で福本莉子と共にダブル主演を務めるジェシー(SixTONES)。グループとしての活動のほか、テレビドラマや映画、舞台などで俳優として着実にキャリアを積んでいるジェシーの満を持してのラブストーリーとあって注目を浴びているが、本作での彼の魅力を小林啓一監督が語った(※一部ネタバレあり)。
原作は、講談社「別冊フレンド」で連載され、2023年9月からテレビアニメも放送された同名漫画。極道の孫娘であることを隠して普通の青春と恋を謳歌しようとする高校生の瀬名垣一咲(福本)と、彼女のお世話係で過保護のあまり年齢詐称をして高校に裏口入学までしてしまう若頭・宇藤啓弥(ジェシー)の波乱の青春を描く。映画『殺さない彼と死なない彼女』(2019)、『恋は光』(2022)などラブストーリーの名手としても注目を浴びる小林啓一監督がメガホンをとった。
ADVERTISEMENT近年もドラマ「最初はパー」(2022)ではお笑い芸人の卵を、映画『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2023)では救命救急の研修医、『リボルバー・リリー』(2023)ではヒロインを追い詰める陸軍大尉、ドラマ「モンスター」(2024)では弁護士、ドラマ「新空港占拠」(2024)ではテロリストとさまざまなキャラクターを演じてきたジェシー。『お嬢と番犬くん』で演じる啓弥について、小林監督の中でイメージしたのは「現代版の高倉健」だったという。
「多少僕の個人的な趣味でもありますが、極道としては男の切なさがにじみ出るような像がいいなと思っていたので、ジェシーくんには『昭和残侠伝 死んで貰います』(1970・マキノ雅弘監督)などいくつか高倉健さんの任侠モノを観ていただき、声のトーンも低めにしていただきました。こうした側面があるからこそ、例えば可愛らしいところだったり他の側面も際立つのではないかなという狙いもありました」
啓弥は一咲にとって家族でもあり、友人でもありボディガードでもあり、そして男でもあり……とさまざまな顔を持つキャラクターだ。しかし、多岐にわたる顔の演じ分けについては、全く心配していなかったと小林監督は振り返る。
ADVERTISEMENT「撮影前にジェシーくんの主演舞台『ビートルジュース』を観ていたんです。そうしたら日本のジム・キャリーっていうぐらい、目まぐるしく芝居のトーンを変えられていて。0.1秒でぱっと表情が切り替わるような演技をされていたので、この映画でも絶対にいろんな顔を見せてくださるだろうなと思っていて、実際に期待通りでした。なおかつ、こんなに色気のあるかっこよさが映ったのは意外でした。例えば冒頭の方で一咲が教室に入る前のシーン。よろけた一咲を啓弥が背後から抱き止めるんですけど、その後彼が“もう授業始まりますよ”と言って振り返る。その時の顔がすごく意外だったんですよ。こんな表情だったんだと。爽やかで毒っ気がないし、普段のジェシー味がない感じというか。初めの方に撮影したんですけど、その時点でもう“いける!”と確信しました」
保健室で一咲(福本)と啓弥(ジェシー)普通の高校生活を夢見て胸を弾ませて登校した一咲の前に“同級生”として現れ、出鼻をくじく啓弥。パニックに陥る一咲に対し、啓弥は「学校内にも危険(=男)がいっぱい」「男なんかみな狼」だとまくしたてるが、その中で「一咲さんの“ボディ”を“ガード”する」のセリフ回しがなぜか英語訛りになっていたり“ジェシー味”も随所にみられる。
ADVERTISEMENT「実はこのセリフ、どんなふうに言うのかギリギリまで悩みました。面白いのか面白くないのか。ジェシーくんは普通に言った方がいいんじゃないかともおっしゃっていたんですけど、スタッフの意見も聞くなかで“これを真面目な顔で言うのが面白い”ということになって結局こちらを採用しました」
そして、ジェシーファンをとろけさせる胸キュンのシーンの数々。啓弥がバスケットボールのダンクを決めるシーンはもちろん吹替えナシで、「ご本人にやってもらいました。すごく詳しかったですね。ちなみに別テイクもあって、それは両手でダンクしてぶら下がるっていうものでした」と話す小林監督。同シーンでは一咲が隣のコートでバレーボールに励んでおり、一咲が指を怪我したのを察知した啓弥がお姫様抱っこで一咲を保健室に連れて行くという、映画オリジナルのアレンジが加えられている。
「原作では啓弥が一咲を担いで運んでいて、映画の台本では『啓弥に抱えられてものすごい勢いで連れていかれる』というものでした。なので現場での判断です。お姫様抱っこの方が“さらっていく”イメージが際立つかなと。さらっとああいうことをやるのが啓弥なのかなっていう感じがしたんですよね。なおかつ、周りの女子たちが“2人がちょっといい関係なんじゃないか”と悟る空気をお客さんに伝えられる」
ADVERTISEMENT ジェシーのスーツ姿を存分に堪能できる!なお、啓弥のビジュアルについては原作表紙の黒ベースの衣装やピアスを踏襲。スーツはオーダーメイドだというが、担当者が予想外の“苦戦”を強いられたという。
「3着ぐらいジェシーくんの体型に合わせたタイトなスーツを作ったんです。仕立て屋さんいわく、なんだかすごく難しかったらしくて。ジェシーくんのスタイルが良すぎると。今まで日本人のスーツを作ってきて、こういう体型の人は初めてで“石像みたい”とおっしゃっていました(笑)。あと、一咲と動物園に行くシーンはカジュアルな服装なんですけど、女性スタッフの反応が良くて。僕はスーツの方がいいんじゃないかなあと思っていたんですけど普段とのギャップがたまらないそうです(笑)」
撮影では「ときめき」を大事にしていたというが、小林監督が特にジェシーにときめいたシーンを問うと、一咲を誘惑する同級生の轟(井上想良)に、啓弥が手を引かせようと凄むシーン。
ADVERTISEMENT「啓弥が轟に“他の女紹介するからさ”って言うところ。映画では尺の関係で短縮せざるをえなかったのですが、もう少し先まで撮っていたんです。啓弥がニヤッと笑っているんですけど、すごい悪い顔をしていてよかったですね。些細なニュアンスなのでもしかしたら観てくださる方がわからないかもしれないんですけど、“罪な男”なんだなと感じられて。あとは一咲が窮地に陥るクライマックスのシーンで、啓弥が現れた時の表情。精神的な強さとかいろんなものがにじみ出ていて、めちゃくちゃかっこいい。思わず“待ってました!”って言いたくなるような。あとはふとした時の笑顔だったり、力が抜けた時の顔とかもすごくよかったです」
撮影を経てあらためて「こんなにかっこよかったのか、こんなにいい男なのかとびっくりした」という小林監督。映画『逆光の頃』(2017)では高杉真宙を、『殺さない彼と死なない彼女』では間宮祥太朗を、『恋は光』では神尾楓珠を輝かせた小林監督が、その言葉通り「待ってました!」と歓喜しそうなジェシーの色香を引き出している。(取材・文:編集部 石井百合子)
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中川大志が15日、都内で行われた映画『早乙女カナコの場合は』の公開記念舞台あいさつに登壇し、お気に入りシーンがカットされたという悲しいエピソードを語った。この日は、橋本愛、山田杏奈、臼田あさ美、矢崎仁司監督も来場した。
本作は柚木麻子の小説「早稲女、女、男」を基にしたラブストーリー。大学の演劇サークルで出会った早乙女カナコ(橋本)と脚本家志望の先輩・長津田啓士(中川)の10年にわたる恋愛模様を描く。
ADVERTISEMENT長津田は口ばかりで脚本を完成させるどころか大学を卒業する気もなく、サークルの女子との浮気疑惑さえ出るような男。前回の舞台あいさつで「ファンの皆さんが想像していたのとは違う自分を見ることになると思います」と話していた中川は、「僕自身もたくさん入っているキャラクターになっていると思います。すごく不器用で人間くさいというか、弱い部分を軸に作っていった感じです。どんどん僕も好きになっていって一心同体になっていった記憶です」と振り返る。
思い出深いシーンを問われた中川は「カットされちゃったんですけど」と切り出し、「長津田が髪を切るシーンがありまして。長津田がずっと大事にしてきた前髪がハプニングで短くなっちゃうシーンがすごく好きだったんですけど、本編観たら急に髪が短くなっていて」と説明し、「どこかで……観ることないか」と諦めモード。しかし、矢崎監督から「ミュージックビデオを観ていただければ。カットしたシーンはほとんど入れてもらっています」と伝えられると、中川は「よかったです。いろいろ詰まっているシーンだった」と喜びつつ、「(観客の方にとっては)カットされたシーンを話されても……という感じ(ですよね)」と苦笑いしていた。
ADVERTISEMENT新シーズンが始まる時期ということで、これからチャレンジしたいことを発表することになると、中川は「けんちん汁。美味しいですよね?作ってみたいなというのがありまして。最近自分が通っているジムの食堂で食べたけんちん汁がすごく美味しくて、お味噌汁とか豚汁は作ったことがあるんですけど、けんちん汁は意外に作ったことがなくて、あれを超えるけんちん汁を作りたい」と意気込んだ。(錦怜那)
映画『早乙女カナコの場合は』は公開中
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声優の神谷浩史が15日、都内で行われた『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』公開記念舞台あいさつに登壇した。
本作はアニメシリーズ「モノノ怪」の大奥を舞台とした劇場版3部作の一作。モノノ怪の怪異を斬る力を持つ主人公・薬売りが、天子の世継ぎをめぐって大奥の女性たちの対立が深まる中、人の情念や怨念が取りついたモノノ怪の仕業と思われる事件に立ち向かう。声優の日笠陽子、戸松遥、堀内賢雄、監督の鈴木清崇、総監督の中村健治も登壇した。
ADVERTISEMENT前作に続いて薬売りを演じた神谷は、「進化はそんなないです。地続きの話なので。ここを変えてやろうと思って演じてはいなかった」とアフレコを振り返る。「薬売りは信念を持って大奥に侵入しているので、そこさえブレなければいいかなということと、第三章みたいなことまで見越して作っているので、最後は全ての力を出してというような演技はせず、つまりその先にも何かいると考えて彼は動いていると思ったので、第一章の時もそうだし、第二章の時もそうだけど、あまりにも力を入れすぎて“ここで全てを出し切る”みたいなことは控えて、引き算の芝居を心掛けて臨みました」と工夫を明かす。
『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』の監督たちと声優陣薬売りの人間性が垣間見えるようなシーンも出てきたが、これに対しては「人間性が彼にあるのかどうかはわからないですけど、周りがどれだけ動いていようと薬売りだけは真ん中にいて、物語の真実を見つめているという役。周りに何かを言われようがそれに対してぶれることはないし、薬売りがいたことで、坂下(細見大輔)なんかがブレたことをしているのは仕方がない。その辺は、ちょっと観ている方の心が和めばいいかなと思ってやっていました」と語った。
ADVERTISEMENTまた、坂下との絡みが本作の見どころだといい、「最高ですよ」と二人一緒だったというアフレコの掛け合いを回顧。「ちょっと声に出してみたい日本語みたいなのがたくさん出てくるんです。『いけー! 薬売り!』とか。薬売りの人間性は坂下の人間性でもある気がしました。(細見と)ずっと一緒に録らせていただいて僕はすっかり彼のファンになりました。一緒に録れて楽しかったです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』は公開中
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2020年に韓国で大ヒットしたクォン・サンウ主演の映画『ヒットマン エージェント:ジュン』の続編となる『HITMAN2』が、邦題を『ヒットマン リサージェンス』とし、6月13日にシネマート新宿ほかで全国公開されることが決まった。併せてティザービジュアルも公開された。
【画像】売れない漫画家の正体は…前作『ヒットマン エージェント:ジュン』
本作は、元NIS(大韓民国国家情報院)のスゴ腕暗殺要員だった漫画家が、窮地に立たされ描いたアイデアにより思わぬ事件に巻き込まれるアクション・エンターテインメント。クォンが主人公の売れない漫画家ジュンを再び演じ、今作でも愛する家族と祖国を守るため、ペンを銃に持ち替えて戦うことになる。監督・脚本も、前作に続きチェ・ウォンソプが務める。
ADVERTISEMENTまた、NISの鬼教官ドッキュをチョン・ジュノ、ジュンの妻ミナをファンウ・スルヘ、エージェントのチョルをイ・イギョンが再演。「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」などのキム・ソンオや「冬のソナタ」などのチェ・ジウも共演する。
公開されたティザービジュアルでは、主人公のジュンが漫画家でありながら元NISであるという二面性を表現。ペンを握る指と、インクが飛び散る漫画のようなタッチの背景が、険しい表情で銃を構えるジュンの姿と融合したビジュアルとなっている。(加賀美光希)
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SixTONESのジェシーが15日、都内で行われた映画『お嬢と番犬くん』の公開記念舞台あいさつに登壇し、昨日劇場で同作を鑑賞し、観客の様子をチェックしていたことを明かした。この日は、福本莉子、櫻井海音、小林啓一監督も来場した。
【画像】ジェシーの変顔がさく裂!『お嬢と番犬くん』公開記念舞台あいさつの様子
本作は2023年にアニメ化もされた、はつはるの同名コミックを実写化したロマンティックコメディー。極道の孫であることを隠す女子高校生・瀬名垣一咲(福本)が、彼女のボディーガードを務める若頭・宇藤啓弥(ジェシー)に振り回されながらも恋と青春を謳歌しようとするさまを描く。
ADVERTISEMENT冒頭、いつものようにおちゃらけて「宇藤啓弥をやらせていただきましたジム・キャリーです」と変顔を決めるジェシーに乗っかり、櫻井までも「田貫幹男役を演じさせていただきましたマライア・キャリーです」と自己紹介。小林監督もジェシーに耳打ちされ「きゃりーぱみゅぱみゅ」と言わされるが、「ぱむぱむ」と噛みまくりで会場の笑いをさらった。
ジェシーは「昨日観に行ったんですよ」と明かすと、「若い子からおじさままで幅広く楽しんでいただけていました。僕より前にいた金髪の人は音楽が鳴るたびに乗っていて、『いいじゃない』と。隣にいた方はずっと手を握って(※うっとりと)『はぁ』って。おじさんもニヤニヤしていて、おじさんにも刺さるんだとあらためて(思いました)。僕はみんなの表情をチラチラ見ながら、いい感じだなと」と報告。
見どころを問われると、櫻井は「乙女からすると、一咲と啓弥の身長差にキュンとするかな」と乙女目線で回答。ジェシーは「触れ合うシーンとか、唇と唇が重なり合うと思ったら合わないみたいな“焦らしプレイ”というか、『えっ! しないの?』みたいなところ」と答えた。また、「親友と観に行った時に(一咲と啓弥が)一発目に触れ合う瞬間に親友が顔を隠していて、『だよね』みたいな。いつもふざけている俺が格好つけているから、新鮮なリアクションで面白かったです」と楽しそうに語った。
ADVERTISEMENTジェシーはアクションシーンについても「やられる側の方が上手いから、スーパーヒーローみたいな気分になって楽しかったです。(自分は)これくらい(軽く)しかやっていないのに、(相手は)うわーと(派手に)やってくれるから」とアピール。小林監督は棒を使ったアクションを挙げ、「普段は寸止めするらしいんですけど、ジェシーくんが『当ててください』と。リアリティーを(追及するために)。体を張ってですよ」とジェシーの気概に感心していた。(錦怜那)
映画『お嬢と番犬くん』は公開中
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人気ブロードウェイミュージカルを映画化した『ウィキッド ふたりの魔女』のアリアナ・グランデとシンシア・エリヴォがインタビューに応じ、ミュージカルシーンの生歌撮影に込めた思いを明かした。
【動画】超豪華『ウィキッド ふたりの魔女』キャスト6人参加のインタビュー
生歌での撮影を選ぶことは、抜群の歌唱力を誇る二人にとって悩むまでもないことだった。グリンダ役のアリアナは「二人で決めたの。即決だった」、エルファバ役のシンシアは「もちろん『歌うでしょ』って」と事も無げに語る。生歌唱が「この映画に魂を与えてくれた」とジョン・M・チュウ監督は表現していたが、アリアナも「二人とも絶対生で歌うと最初から決めていた。その場で歌う方がコメディーの要素が伝わるし、相手の歌に反応できるし、精神的な一体感も生まれる。出来も毎回違うし」とそのメリットを語る。
ADVERTISEMENTそれだけでなく、この決断の裏には舞台でグリンダとエルファバを演じた女優たちへの深いリスペクトもあった。アリアナは「舞台で21年間、毎週8公演を生で歌っている女性たちに、敬意を示す意味もある。わたしたちだけ楽はできない。どんなに疲れていても、歌うと決めていた。生で歌うべき作品だし、良い物を作りたかったの」と力を込めた。
歌唱シーンのライブ収録を担当したのは、同じ試みをしたトム・フーパー監督の『レ・ミゼラブル』(2012)でアカデミー賞録音賞を受賞しているサイモン・ヘイズだ。インタビューに応じたチュウ監督は「ミュージカルシーンのライブ収録は、もちろん技術的には大変だった。トラックをクリーンにしないといけないからね。サイモン・ヘイズが取り組んでくれ、僕たちはすべてのセットをレコーディングスタジオの機能を果たすものへと変えた。マイクは本当に至るところにあって、それらをポストプロダクションですべて消したんだ」と振り返った。
シンシアに至ってはハーネスを着けて宙を飛び回りながら、名曲にして難曲「ディファイング・グラヴィティ」を生歌唱している。シンシアは「飛びながら歌うというのは、特に興味深かった」とくすっと笑うと、「ああいった曲を歌う時は地面にしっかり立って肺、体、筋肉をちゃんと使う必要があるけど、宙に浮いた状態だと全く勝手が違う。息の吸い方だったり、音の出し方だったりを学ばないといけなかった」と足で踏ん張ることができない空中で熱唱することの難しさを明かす。
それでも大変さよりも楽しさが勝ったといい、「音を出すために、自分の体を今までと違う方法で使うやり方を学ぶのはすごく楽しかったし、この映画とともに新しい技術を身に着けることができた。つまり、わたしは今やどこでも歌えるってことだから(笑)、そのことがとってもうれしい」とチャーミングにほほ笑んでいた。(編集部・市川遥)
映画『ウィキッド ふたりの魔女』は公開中
映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ&アリアナ・グランデ&ジョナサン・ベイリーら豪華インタビュー » 動画の詳細※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。