祝・還暦「小泉今日子」好きなドラマTOP5 5位の初主演の大映ドラマに「傑作」の声も、 第1位は同世代から絶大な支持
2月4日に還暦を迎えた歌手で俳優の小泉今日子。現在、1月24日からスタートした全国ツアー「KK60 ~コイズミ記念館~ KYOKO KOIZUMI TOUR 2026」の真っただ中で、60歳のお誕生当日にもNHKホール(東京・渋谷)でライブを行った。そんなキョンキョンの還暦を祝して、AERA編集部では小泉今日子の「好きなドラマ」に関してアンケートを実施。上位5作品を発表します。
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1982年3月21日にシングル「私の16才」でデビューしたキョンキョンこと小泉今日子。アイドルにとどまらず、俳優としてドラマや映画でも活躍し、自身のプロデュース力にたけたマルチな活躍を続けている。この記事では小泉今日子の「好きなドラマ」TOP5を紹介する。
(この記事は、1月19~26日の期間、AERAのSNSやメールマガジンなどを通じて募集したアンケートへの回答から構成。回答533件の内訳は、男性が45.2%、女性が53.3%、無回答が1.5%でした。今回紹介するコメントは一部を割愛したり、明らかな誤字脱字を修正したり、読みやすいように句読点を付け加えたりしています)
第5位「少女に何が起こったか」
第5位には、キョンキョンの初主演ドラマ「少女に何が起こった」(TBS系・85年)がランクイン。大映テレビ制作のテレビドラマで、キョンキョン演じるヒロイン・野川雪は北海道で生まれ育ち、高校卒業後東京の音楽大学に特待生として入学する。使用人として働き、その家のサロンにあるピアノを深夜0時から1時間だけ弾かせてもらえる。
「大映ドラマの傑作」(60代、男性)という声があるように、毎週、放送を楽しみにしているファンがたくさんいた。俳優の石立鉄男さんが演じる悪徳刑事が雪に吐く “薄汚ねぇシンデレラ!”は人気のセリフに。逆境に負けない、キョンキョン演じる雪から目が離せなかった。
「大映テレビ全盛期、キョンキョンが不幸な生い立ちに負けず最後は立派なピアニストになるというド根性物語を毎週楽しみに見ていました」(50代、女性)
「夜中の0時から1時間しかピアノの練習ができず、なぜか必ず刑事がやってきて“薄汚ねぇシンデレラ”と言ってキョンキョンを追い詰めたり、『革命』を一所懸命練習して上達していく姿が衝撃的だった」(50代、女性)
「夜の0時の“薄汚ねぇシンデレラ”のシーンが好きでした。学校の友だちと雪の通う『東音楽学校』のマネをして遊んでいました。劇中のキョンキョンのショートカットが好きでした」(50代、女性)
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ドロドロ系大映ドラマから一転、第4位はトレンディードラマ、月9「愛しあってるかい!」(フジテレビ系・89年)。東京の原宿にある男子校の南青山高校と女子校の表参道女子高校を舞台に、3年生の生徒や先生たちが繰り広げる学園ラブコメディー。主演は俳優の陣内孝則は南青山高校教師で、キョンキョンは表参道女子高校の英語教師役。
当時のフジの月9の人気と勢いを象徴するように、コメントには「コミカルでテンポの良いストーリーが大好きです」(60代、男性)「面白かった」(50代、男性)「イケイケな時代の象徴の作品で、純粋に毎週楽しみだった」(50代、男性)「元気をもらった」(60代、男性)など、連続ドラマを毎週楽しみに見ていた声が多く集まった。
「小学生の時見ていて、学園もので凄く面白くてこんな学校に通いたいなと思って毎回楽しみでした。キャラがみんな明るくて仲良くて気軽に見られたドラマです。40年近くたった今も記憶に残るくらい大好きです。キョンキョンも可愛くてその頃からキョンキョンの曲も聴くようになったと思います」(40代、女性)
主題歌はキョンキョンの「学園天国」。まさに、ドラマで陣内が「愛しあってるか~い!」と叫ぶ名セリフともマッチ。
「陣内との掛け合いが絶妙。学園ものでありながら先生の青春、恋物語というのが斬新で、小泉今日子の素晴らしさが全て出ていた」(60代、男性)
「キョンキョンの役柄がファッショナブルで勝気でという、本人のイメージとピッタリで楽しくみていました」(40代、女性)
「バブルな時代キラキラした作品で、まさに当時のキョンキョン合っている作品で大好きです」(50代、女性)
第3位「パパとなっちゃん」
第3位は「パパとなっちゃん」(TBS系・91年)。主演は田村正和で、キョンキョンはその娘役。妻を亡くし、男手一つで娘を育ててきた父と結婚適齢期を迎えた娘を描いたホームコメディーで、キョンキョンが歌う主題歌「あなたに会えてよかった」はドラマとともに大ヒットとなった。
「今は亡き田村正和さんとの親子の役柄で、ショートカットがめちゃくちゃ似合う女子大生から社会人になり嫁に嫁ぐまでのストーリー。最終回のお嫁に行く回は涙無くしては見られない名作だと思う! 若き日のダウンタウンの浜ちゃんが脇役でいい味を出してるのも笑いアリ涙アリの名作ですね。主題歌の『あなたに会えてよかった』もドラマのイメージにピッタリでした」(60代、男性)
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「お年頃の娘と、娘が心配で仕方ない父親との微妙な関係性が表現されていて、共感できることが多かった。田村正和さんと本当の親子の様でした。おばあちゃん役の俳優の白川由美さんも素敵で、ある種の憧れを持ってみていました。本当に素敵! 良いドラマでした」(50代、女性)
父と娘の関係に共感でき、笑いあり、そして、最後には心温まる素敵なドラマだった。第3位に選ばれるだけある作品だ。キョンキョンは、アイドルというよりも俳優としてのキャリアを確実に積み上げてきていた。
「それまでに思っていた“かわいいアイドル”の小泉今日子を“俳優”として好きになった最初の作品のように思います」(60代、男性)
第2位「あまちゃん」
第2位は朝ドラ! NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(NHK総合ほか・13年度前期)で、キョンキョンはヒロインの天野アキ(のん)の母親・春子を演じた。娘のアキのアイドル活動を最初は反対するが、のちに娘を支えるべく芸能事務所「スリーJプロダクション」を設立するという役どころ。脚本を担当した宮藤官九郎氏が作詞した劇中歌「潮騒のメモリー」も話題に。
朝ドラ「あまちゃん」のセリフ「じぇじぇじぇ」でユーキャン新語・流行語大賞を受賞し、感想を述べる宮藤官九郎さん(右)と俳優ののん=2013年12月2日「ヤンキー上がりの主婦が娘のために芸能事務所社長に成り上がるところがキョンキョンにしかできない役だと思った」(50代、女性)
「『あまちゃん』がきっかけでキョンキョンのファンになりました。めっちゃ役にあってて自然な演技で、すごく上手いなぁと大好きになりました」(40代、女性)
人気の朝ドラは、私たちを元気づけてくれていた。
「東日本大震災で叔母を亡くしました。気持ちも萎えていました。その頃、何かの番組にキョンキョンが出ていて“次のお仕事は寒い地方なので”と言ってました。まさか岩手に来るとは思いもよりませんでした。朝の放送と夜の再放送と一日に2度もキョンキョンを見られるなんて! とても幸せな毎日でした。私だけではなく沢山の人たちが前を向こう!顔を上げて行こう! という気持ちになったと思います」(50代、女性)
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第1位は、「最後から二番目の恋」(フジテレビ系・12年)。14年には「続・最後から二番目の恋」、そして、昨年4月には「続・続・最後から二番目の恋」と、その続編も含めて大人気ドラマだ。古都・鎌倉を舞台とした45歳独身女性(小泉今日子)と50歳独身男性(中井貴一)とその家族や友人が繰り広げる恋愛青春コメディーで、キョンキョンはテレビ局の敏腕プロデューサー・吉野千明を演じた。
同作での千明は45歳から始まり、「続」では48歳、「続・続」では 59歳と、まさに等身大のキョンキョンで、「ほぼ同年代だからストーリーとか刺さります」(50代、女性)「似たような世代で凄く共感できるから」(50代、男性)というファンは多かった。
キョンキョン演じる千明と中井貴一演じる長倉和平の掛け合いは、アドリブを疑ってしまうほど自然体で面白かった。その点も人気の理由で「和平役の中井貴一さんとの言い合いが面白く、何回観ても飽きない」(30代、女性)「劇中の中井貴一さんとのやり取りは何度見ても面白かった。2作目、3作目と年齢を重ねるごとに変わってゆく様に共感できたところが良かった」(50代、男性)という声も。
ドラマの舞台、鎌倉も人気に。「好きすぎて、友達とロケ地巡りもしました。また、行こうと思っています。鎌倉も大好きになりました」(50代、女性)「共感できる事が多かったから。“近所に住みたい!”と、マジで思った」(50代、男性)と、改めて同ドラマの人気の凄さを感じるコメントだ。
20代のファンからは元気をもらったという声もあった。
「10代の頃から観ていました。10年以上経って就職して自分の環境も大きく変わり、重ねて共感できる部分がありました。将来への不安を感じていましたが、このドラマを通して人生の面白さ、難しさ、たくさんのことを学び元気をもらいました! 千明さんみたいにかっこよくて美しくて可愛い還暦を迎えたい!と思うようになりました。今でも上手くいかない時はこのシリーズを観て元気をもらっています」(20代、女性)
ファンが言う通り、”かっこよくて美しくて可愛い”還暦を迎えたばかりのキョンキョン。同ドラマのように続・続・続……の等身大の小泉今日子の姿をこれからも楽しみにしたい。
(AERA編集部)
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