【日本ハム】山崎福也「本業ではないのでプレッシャーがない」交流戦5年連続安打/一問一答
<日本生命セ・パ交流戦:DeNA4-7日本ハム>◇7日◇横浜
日本ハム山崎福也投手(32)が交流戦5年連続安打を放ち、07~11年杉内(ソフトバンク)が持つパ・リーグ投手の最長記録に並んだ。
「6番投手」でスタメン出場。直前で5番万波が申告敬遠されて回ってきた7回1死満塁の場面で、DeNA坂本から右前へ2点適時打を放った。
先発投手としては4回に筒香に2号ソロを浴びてもリズムを乱されることなく好投。8回は度会に4号3ランを献上したが、自ら2点を追加した大量リードにも助けられた。打撃で4打数1安打2打点、投球は7回2/3、7安打4失点と“投打二刀流”の活躍で今季3勝目を挙げた。
試合後の一問一答は以下の通り。
-まず打席から振り返って
「打席は最後は打ててよかったんですけど、それ以外の打席は結構ひどかったんで。初回もチャンスだったんですけど、そこでも凡打でしたし、なるべくもっと多く打てるようにっていう気持ちではいます」
-7回の満塁の場面は打ってやるという気持ちで
「もちろん、もう常に打ってやるって気持ちでは入ってます」
-前の打者が申告敬遠となった時の気持ちは
「2年前ですかね。オリックスの最後の年も、申告敬遠をされて安打を打ってるんで。で、打点も稼いでるんで。その感じと似てるなっていう雰囲気はあったので、打ててよかったです」
-あの時は「よしよし」という気持ち?
「いやいや、普通の判断というか、僕も向こうの監督だったらピッチャーですし、宣告してっていう感じではあると思うんですけど。でも、打ってやりたいなって気持ちはありました」
-打ったボールは坂本の決め球のチェンジアップ。どんな狙いで
「初球にチェンジアップが来たんで、ある程度その軌道ってのはわかったんで。で、真っすぐ。真っすぐで、最後ちょっと浮いてくれたのがよかったですね。あれが多分低かったら、振ってたら当たってなかったんで、浮いてくれてよかったです」
-バットの先っぽでしたけど執念で
「いや、執念…(笑い)。やっぱり6番という打順に置いてもらったんで、なんとか1本打ちたかったんで、そこは良かったです」
-6番は去年も経験していたが、どうだったか
「いや、もううれしかったですし、まさか初回に(打席が)回ってくると思ってなかったんで、ちょっとびっくりした気持ちもあったんですけど、たくさんやっぱり打席に立ててよかったです」
-昨季は田宮に借りたりしていた打撃の際のプロテクターなどは、全て自分用のもの?
「全部もう、頭から全部(笑い)」
-名護キャンプから振り込んできた成果が出た
「ハハハハハ。いや、そうですよね。2月、3月で練習する時間があったので、その成果が出たのかなって感じですね」
-相手ピッチャーの研究は、どの程度やっていた
「どっかで流れてる程度…流れてるんで、それをちょろっと見るぐらいです」
-パ・リーグ投手が交流戦で5年連続安打はソフトバンク杉内と並ぶ記録っていうのは知っていた?
「すごい意識していましたし、なんとか…今、タイ記録ですよね? なので新記録をつくれるようにっていう気持ちでは思ってます」
-やっぱり打席ではすごいニコニコしていたが、気持ちも乗ってくる
「なんですかね、やっぱりみんなプレッシャーがある世界なので。本業ではないので、仕事の中でのプレッシャーがない感じっていう。楽しめますよね、思いっきり」
-投球のリズムも乗ってくる
「乗ってきてたんですけど、最後打たれてるんで(笑い)。なんとも言えないですよね」
-投球を振り返って
「テンポよく(伏見)寅威さんとの配球もすごいハマってた感じもありましたし。僕も最後ちょっと…だけですね。あそこだけポンポンポンと行っちゃったんで、そこだけ反省点ですよね」
-自分で稼いだ得点が大きかった
「あれなかったら1点差ですもんね。ヒヤヒヤだったんで、自分で打点を稼いでよかったです(笑い)」
-8回は投球リズムが相手に合ってしまった
「点差も広がって、向こうもぶんぶん振ってくると思ってはいたんですけど、そこに自分の間合いが合っちゃったかなっていう感じはしました」
-疲れが出たとかではなく
「疲れはなくはなかったですけど、でもやっぱあそこを抑えて0でしっかりと行きたかったです」
-また今季中にチャンスがあれば投打で活躍したいっていう思いは
「そうですね。あと(今季の交流戦で打席に立つ可能性があるのは)東京ドーム、ナゴヤドームがあるんで。どっちかで投げると思うんで。長打、打ちたいですね。長打を打てるように、ちょっと練習してきます」
-新庄監督も、もう1本打たないとダメだと言っていた
「言ってましたか(笑い)。しっかりと打ちます(笑い)」