世界初を謳うArmミニワークステーション「MS-R1」発売開始

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 MINISFORUMは、中国CIX Technology(此芯科技)製のArmプロセッサ「CP8180」を搭載したミニPC「MS-R1」を発売した。価格は、ストレージなしのメモリ32GBモデルが8万3,990円、メモリ64GBモデルが9万9,990円。1TB SSD搭載の場合、それぞれ9万5,990円、11万4,390円となる。

 MS-R1は、CPUにArmアーキテクチャのCP8180を搭載したミニPC。「世界初のUEFI対応Armミニワークステーション」と謳われており、自由にLinuxなどをインストールできる(ただしドライバがメインストリームにマージされるまではMINISFORUM提供のDebian 12のイメージの利用を推奨)。CPUは12コアとなっており、最大クロックは2.6GHz、TDPは28W。28.8TOPSのNPUも内蔵する。

 また、LowProfile/ハーフレングス対応のPCIe 4.0 x16スロット(x8レーン接続)を搭載し、GPUやネットワークカードを拡張できる。MS-01/MS-A2とほぼ共通の筐体を採用し、容積を1.7Lに抑えている。

 このほか、LPDDR5-5500メモリの採用、ECCの対応(有効時はメモリ容量が8分の1減少)、PCIe 4.0 x4接続のM.2 SSDの対応、10Gigabit EthernetおよびWi-Fi 6E、Bluetooth 5.3などを搭載。用途としては仮想化マシンやDockerによるコンテナベースのAndroidの稼働などを想定している。

 そのほかのインターフェイスは、USB 3.2 Gen 2 Type-C 2基、USB 3.2 Gen 2 3基、USB 2.0 4基、HDMI 2.0出力、10Gigabit Ethernet 2基、音声入出力など。内部には40ピンのGPIO、eDP、UART1および2、BIOSフラッシュ用ピンなどを備える。

 電源は180WのACアダプタまたはUSB Type-CによるUSB PD給電(100W)。本体サイズは196×189×48mm、重量は1.35kg。

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