薄氷予選通過の桑木志帆「何が悪いのかわからなかった」 ホールアウト1時間半後にヒヤヒヤ確定

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 2日目(15日)◇軽井沢72G北コース(長野)◇6590yd(パー72)◇曇り時々雨(観衆3611人)

「AIG女子オープン(全英女子)」優勝からの凱旋試合は、桑木志帆にとってひやひやする展開になった。見えない重圧を感じたという初日は、「71」と予選カットライン圏外の60位と出遅れ。この日は「緊張は全く感じなかった」と気持ちを切り替え、インスタートの“裏街道”から巻き返しを図った。

メンタル面の落ち着きを取り戻した一方で、今度はグリーン上で苦しんだ。前半11、12番で5m弱のバーディチャンスを外すと、13番(パー5)では3打目をピン手前約2.5mにつけながら決められず、打った直後には首をかしげて歩き出した。「今日はショットがすごい安定してたんですけど、パットが全然入らなかった。別にそんなに不安はなくて、自分が悪いのか、何が悪いのかわからなかった」と話した。

「待っていれば(バーディが)来るかなと思ったけど全然来なかった」と、いくつもの好機を逃してパーを重ね、13ホール目の4番でボギーが先行。「萎えたんですけど、でも『やるしかないな』って」と、5番で1.6mにつけてバウンスバック。カットライン圏外の1アンダーで迎えた7番では2打目を30cmに絡め、暫定カットライン上の通算2アンダーでホールアウトした。

通算19アンダーでトップを快走する安田祐香と17打差も引き離されたことは悔しい。「初日の前半でもうちょっと落ち着いてできていたら、流れに乗れたと思う。優勝は今の感じだと厳しい」と話すが、前向きな気持ちは失っていない。「来週に向けて何か収穫があれば、いいところで戦えると思う。次に活かせるようにしたい」。残り18ホールを消化試合にするつもりはない。(長野県軽井沢町/安平賢太郎)

<女子メジャー覇者の国内凱旋試合>

樋口久子/1977年6月「全米女子プロ選手権」→7月「日本女子プロ選手権」優勝 ・渋野日向子/2019年8月「AIG女子オープン(全英女子)」→翌週「北海道meijiカップ」13位 ・笹生優花/2021年6月「全米女子オープン」→11月「TOTOジャパンクラシック」22位 ・笹生優花/2024年6月「全米女子オープン」→10月「スタンレーレディス」23位 ・古江彩佳/2024年7月「アムンディ エビアン選手権」→9月「日本女子プロ選手権」15位 ・山下美夢有/2025年8月「AIG女子オープン」→翌週「北海道meijiカップ」4位 ・桑木志帆/2026年8月「AIG女子オープン」→2週後「NEC軽井沢72」?位

(注)西郷真央は2025年4月「シェブロン選手権」優勝後、国内競技に出場していない。2021年「TOTOジャパンクラシック」は予選落ちなし。

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