ランダムグッズ「嫌い」が9割 推し活文化でも多用される販売方法へのアンケート結果が公開
キャラクタービジネス事業を手がける株式会社Hamaru Strategy(ハマルストラテジー)が実施した「ランダムグッズに関する消費者意見アンケート 2026」の中間報告が公開された。 【画像】「ランダムグッズは嫌い」が9割──アンケート結果のグラフを見る 調査にはのべ3万5866件の回答が寄せられ、その結果、ランダムグッズに対して「嫌い」「非常に嫌い」と答えた人が89.9%にのぼることが明らかになった。 一方で、購入経験者はほぼ全体を占めており、ランダムグッズの購入者の多くが「嫌いながらも購入している」という実態も浮かび上がっている。
ランダムグッズとは、中身がわからない状態で販売される商品やその販売形式を指す。いわゆる“推し活”において広く用いられており、カプセルトイやキャラクターくじなどが代表例だ。 今回の調査では、嫌悪感の理由として「欲しいものが手に入らない可能性がある」(98.5%)、「通常販売よりお金がかかる」(91.6%)といった回答が多かった。 さらに、「欲しいものが手に入らなかった経験」は94.8%に達し、63.3%が定価以上の転売品を購入した経験があると回答。 ランダム性は追加コストと不確実性を強いる仕組みとして認識されていることが読み取れる結果となった。
さらに「ランダムグッズの影響でコンテンツへの印象が悪くなったことがある」と答えた人は85.2%。 また、ランダム販売を理由に購入を取りやめた経験も多く、「種類が多すぎて当たらない」(85.5%)、「価格が高すぎる」(75.9%)といった回答が並ぶ。 一方でランダム販売の代わりとなる施策としては「単価は上がるが、選んで買える」販売形式に、89.7%が支持を表明している。
この調査はもともと、ランダム商法に対して業界内外の認識にズレがあるのではないか、というHamaru Strategyの疑問をもとに実施されたもの。 発端となったのは、先行して3月24日に公開された、BANDAI SPIRITSによるアンケート調査の結果。 その中で「何が出るかわからないドキドキ感やワクワク感」など、ランダムグッズの魅力が強調されていたことについて、当時SNS上で「現実と乖離している」との批判の声が上がっていた。 こうした状況が生まれる理由について、Hamaru Strategyは、企業側がランダムグッズを「好かれている」と認識しているケースがあると指摘。 今回のアンケート調査は、消費者の声を第三者として集約することで、業界の改善につなげることを目的に実施されている。 BANDAI SPIRITSの発表とは真逆の印象を受ける今回のアンケート調査結果。Hamaru Strategyでは今後、意見を網羅したレポートを公開する予定だ。
KAI-YOU編集部