【指揮官一問一答】ヤクルト・高津監督、決勝3ラン浴びたバウマンについて「悪い球ではないが、バッターにとって難しい球ではないのかな」

ベンチのヤクルト・高津臣吾監督=神宮球場(撮影・荒木孝雄)

(セ・リーグ、ヤクルト0-3DeNA=延長十回、4回戦、DeNA3勝1敗、1日、神宮)セ・リーグ最下位のヤクルトは延長十回の末、DeNAに競り負け、カード勝ち越しを逃した。0-0の十回2死一、三塁のピンチでマウンドに上がった新助っ人のマイク・バウマン投手(29)=前マーリンズ=が、牧秀悟内野手(27)に決勝3ランを浴びた。高津臣吾監督(56)の一問一答は以下の通り。

--ピンチの場面でバウマンに託した

「そうね。いろんなところで勝負にいったんですけどね…」

-―バウマンの被弾が気になる

「ちょっと前に飛んじゃうのでね。何とかしなきゃいけないでしょうね。そんなに悪い球ではないんでしょうけど、バッターにとっても、そんなに難しい球ではないのかなと思います」

--先発した高梨は7回無失点の好投

「よく頑張りましたね。この9連戦で少しでも長いイニングをと思っていたんですけど、よく頑張ってくれました」

--今季は安定感が光る。昨年と比べて良くなった点は

「ストライクが入るようになったかな。でも彼の場合はそこが一番かなと思いますけどね」

-―昨年までは3周り目が課題だった。今年は改善されている

「間隔を結構、空けているので。前回もリリーフから(中)7日なので。結構、休養を与えているので、それもあるかなと思うんですけど、もともと投げる体力はあるほうなので」

-―高梨の投球を見ていると、もっと間隔を詰めて使いたくなるのでは

「他の投手とのバランスですけど、ちょっと1回考えます。スケジュールは当分、先まで出てるんですけどね、ちょっと考えたいと思います」

-―打線は序盤に得点チャンスがあった

「なかなか打たしてもらえなかったですね。いいピッチャーですね」

--九回に代走の並木が勝負をかけた

「代走にいった時点で勝負だしね。なんとか、いいアウトカウントでスコアリングに送ってというふうには思ったんですけど、アウトになったら仕方ないですね」

-―ヒヤリとする場面も

「(並木は)ちょっと打撲はあったみたいですけど、プレーはできるということだったので」

--2日から甲子園で3連戦

「ちょっとリリーフが心配なので。もう1試合以上投げているのでね、ここ3試合でね。10回以上、投げているのかな。このやりくりが大変ですけど。ぜひ先発が頑張ってね、今日みたいな、今日は負けましたけど、今日みたいな展開に持っていかないといけないのかなと思います」

-―金銭トレードで西武から内外野を守れる山野辺選手が加入。今のチームにあてはまる補強

「彼が1軍、2軍とかいうのじゃなくて、ファームが試合できなくなる可能性があるので。野手の補強というのは必要ですかね。本当にぜひ(支配下登録された下川も含めて)2人とも1軍の戦力になってほしいなと思います」

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