ノンハイブリッドで最大650馬力か...ホンダ・プレリュード新型、GT500マシンで宿敵スープラを撃破する
ホンダ・レーシングは、プレリュード新型をベースに開発され、2026年SUPER GTシリーズに参戦予定の新型GT500マシン・プロトタイプを初公開、翌10月1日(水)にはシェイクダウン(初走行テスト)を実施した。
ホンダ プレリュード GT500マシン洗練されたクーペから、悪魔のようなルックスに変身したGT500マシンは、2024年からスーパーGTに参戦しているシビック タイプR GT500の後継車となる。シビック タイプR GT500は、2024年に優勝し、2025年も優勝が期待されるトヨタ GRスープラ GT500、そして日産 Z ニスモ GT500と対峙している。
ホンダ プレリュード GT500マシン技術仕様など、マシンに関する詳細は明らかにされていないが、市販モデルとはまったく異なるハイスペックになることは間違いない。2026年型プレリュードは、2.0Lガソリンエンジン、2基の電気モーター、そしてCVTで構成されるハイブリッドドライブトレーンを搭載、最高出力203psを発揮。より高出力、ノンハイブリッドを期待していた愛好家のなかには残念だったと思う方も多数いると思われる。
しかし、GT500カテゴリーに参戦するということは、ハイブリッド仕様は廃止されることを意味する。代わりに、レース仕様のプレリュードは2.0Lの4気筒ターボチャージャー付きエンジンを搭載し、最高出力550~650psを発揮。このプレリュードは前輪駆動を完全に廃止し、後輪駆動レイアウトを採用したのことだ。
公開された画像では、むき出しのカーボンパネル、大きく張り出したフェンダー、そして路面を擦りそうなほどのフロントスプリッターとサイドスカート、そしてスワンネックパイロンを備えた巨大なリヤスポイラーなど、数々の過激なエアロデバイスが見てとれる。また、各コーナーのレイズ製ホイールにはブリヂストンのスリックタイヤが装着され、APブレーキコンポーネントの前に取り付けられている。
シビック タイプR GT500仕様は、2025年シーズンでライバルであるGRスープラに苦戦している。果たしてプレリュードは、昨年の第6戦から7連勝と勢いに乗るGRスープラを止めることが出来るのか、注目される。
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