iPhone SEなきいま…4インチサイズのAndroid 15スマホ、1万円ちょいでいかが?
ミニサイズのスマホは永遠なり…?
ファブレットという言葉が話題になった時代もあったんですよね。スマートフォンとは小さいもの、タブレットは大きいもの、でも、その間をとって、大型スマホのことをファブレットと呼んでいたころの話。最近あまり耳にしなくなったのは、大型サイズのスマートフォンが、すっかりスタンダードになってしまったからでしょう。でも、とにかくコンパクトな最新のAndroidスマホが発売されましたよ。
4インチサイズのAndroid 15スマートフォン
このほどNotebookcheckは、中国で発売された「Bluefox NX1」の詳細を報じました。最大の特徴は、とにかく小さいこと。本体サイズは10×4.9×1.2cmで、4インチサイズのディスプレイを装備。ただし、3000mAhのバッテリーを搭載するAndroid 15スマートフォンとなっているため、小さくても日常的に使用するのには十分とアピールされているんだとか。
Image: Bluefoxこのサイズの懐かしいiPhone 5を思い出させるようなデザイン。Bluefox NX1のほうが、薄型ベゼルとなっているため、iPhone 5より小型サイズに仕上がっているそうです。5MPのフロントカメラ、背面のメインカメラは21MPという、現在のスマートフォンのカメラからは画質面で大きく劣りそうなスペックですけどね。
最新のiPhoneと比較すると、小人のような存在感。モバイルバッテリーよりも小さく、手のひらに収まってしまいそうです。MediaTek Helio G81チップセットという、2019年のCPUでがんばっているため、高性能を期待することはできませんが、それなりにゲームはサクサク動いているようにも見えます。
消えゆく小型スマホ
iPhone 16eの登場で、楽しみにしていたはずのiPhone SE4が幻となり、小型スマホロスに苦しんでいる人は少なくないはず。そういえば、楽天モバイルが「Rakuten Mini」を発売したり、もっとミニサイズの「Jelly 2」なんてリリースされたりもしました。よみがえった「Palm」なんてモデルまでありましたっけ? でも、いま現役で購入できる小型のスマートフォンは、ほとんど残っていません。
Image: Bluefoxミニサイズで攻めるBluefox NX1の強みは、実は販売価格にもあるかも。4GBのRAMと64GBの本体メモリのモデルなら、599中国元(約1万2000円)で購入できてしまいます。
さすがにこれではキツい? そういう人にも、8GBのRAMと128GBの本体メモリのモデルが、799中国元(約1万6000円)で発売中。これからグローバル市場モデルも用意されるらしいので、日本国内で手軽に買えるようになったりするかもしれません。
こうして改めて小型スマホを目にすると、やっぱりキーボードのタイピングが苦しそう。だけど、ただ動画を閲覧したり、通話専用に持ち歩いたりする限定的な利用スタイルなら、この値段だし許せたりするのかな~。
Source: Notebookcheck