折りたたみスマホの修理が高い問題。サムスンが低価格で解決
壊れても大丈夫そう。
Samsung(サムスン)は、今夏に折りたたみスマホのGalaxy Zシリーズを大幅に進化させるなんてうわさされています。最新モデルの動向ばかり注目されがちですけど、このほどSamMobileは、もっともユーザーが求めるサービスの充実が目指されていることを報じましたよ。
修理費用が最大のネック
折りたたみスマートフォンというジャンルは、とにかく高いなんてことは百も承知。ユーザーにとっての、実は最大の悩みは購入後にあったりもするようです。なんといっても、複雑なヒンジ構造などで、壊れてしまったときの修理費用がかさむんですよね。たとえば、30万円近い出費で本体を購入し、もしディスプレイに不具合が生じると、修理費用に20万円ほどもかかるなんてケースがあったり。
どうやらSamsungは、こうした事情を憂慮し、Galaxy Z FoldならびにGalaxy Z Flipシリーズのみを専門的に修理するショップを配備中。その数は韓国で158店舗にまで増えたことがアナウンスされています。これまで普通に修理に出していたときと異なり、この折りたたみスマホ専門の修理店に持ち込むと、修理費用が4割近く下がるなんてデータが出されているんだとか。
手軽に修理できるショップが日本にも?
せっかく高い折りたたみスマホを買ったのならば、ずっと長く安心して使いたい…。ユーザーの願いをかなえてくれるのが、韓国で広がるGalaxy Zシリーズ専門のリペアショップ。Samsungはユーザーが自分で修理する権利を縮小しているなんて批判もあるなか、公式修理を低価格で受け付けられる体制を整えることに力が入れられてもいるようです。
実は韓国で折りたたみスマホの専門修理に持ち込むと、普通のサポートセンターより修理に時間がかかる模様。一般的には壊れたディスプレイまわりを全交換という対応のため、修理費用がトンでもなく高くなりますが、専門修理ショップだと、丁寧に分解し、本当に必要なパーツのみを交換修理。おかげで少し余分に時間は取られるものの、かかる料金をグンと抑えられるとのことですね。
通常より安く修理可能なGalaxy Zシリーズ専門の公式リペア。韓国で好評なことを受けて、これから続々と海外でもオープンしていく方針が明かされています。日本国内にも近々やってきたりするかもしれません。ある意味、折りたたみスマホは、通常のスマホより壊れやすい現実を受け入れ、それでも大きな負担なく使い続けられる環境整備が求められているのでしょうか~。