スペースX「スターシップ」、試験飛行準備中に爆発 失敗相次ぐ
イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業スペースXの巨大ロケット「スターシップ」が18日夜、米テキサス州での地上試験中に爆発し、大きな火の玉が上がった。(2025年 ロイター/TheRocketFuture via X/via REUTERS)
[19日 ロイター] - イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業スペースXの巨大ロケット「スターシップ」が18日夜、米テキサス州での地上試験中に爆発し、大きな火の玉が上がった。マスク氏の火星ロケット計画を巡っては、試験段階での失敗が続いている。
同社はXへの投稿で、爆発は現地時間午後11時ごろ、「スターシップ」がテキサス州ブラウンズビルの打ち上げ拠点「スターベース」での10回目の試験飛行の準備中に発生したと説明。「重大な異常が発生した」としたものの、現時点で従業員全員が無事であるとした。
「スターシップ」は先月にもテキサス州南部にある同社の発射施設から打ち上げられたが、飛行中に不具合が発生して宇宙空間で制御不能に陥り、予定していた試験の一部を中止している。
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Cassell Bryan-Low is an investigative journalist at Reuters based in London. She previously worked at The Wall Street Journal, including in New York and Paris.