新発10年債利回りが1.110%に上昇、2011年7月以来
[東京 27日 ロイター] - 27日の東京現物市場では新発10年債利回りが前営業日比2.5bp上昇の1.110%と2011年7月以来、13年5カ月ぶりの水準まで上昇している。夜間取引の国債先物中心限月3月限は141円76銭付近と、日中取引の終値(141円82銭)から下落して推移している。
三井住友トラスト・アセットマネジメントのシニアストラテジスト、稲留克俊氏はは、日銀の長期国債買い入れの四半期予定による影響ではなく、「時間外取引の米長期金利が4.60%台に再び上昇したことに引っ張られる形で、夜間取引の先物が下落している」と指摘。現物市場の新発10年債利回りも同様に上昇圧力がかかっているとの見方を示した。
OFFER BID 前日比 時間
2年 0.607 0.613 0.007 17:28
5年 0.749 0.758 0.018 17:14
10年 1.104 1.11 0.02 17:30
20年 1.89 1.899 0.031 17:29
30年 2.285 2.294 0.039 17:23
40年 2.617 2.635 0.041 17:21
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