本多大夢、浜川路己がユニットとして始動。 メディア初登場の【ROIROM（ロイロム）】に独占インタビュー！
「待ってました！」二人の名前を見て、そう叫んだ人も多いかもしれない。本多大夢と浜川路己。オーディション番組などで人気を博した彼らが、二人組のユニット【ROIROM（ロイロム）】としてついに始動する。今回、SPURでユニットとして初のファッションシューティングに臨んだ彼らに、これまでのこと、これからのことをじっくり語ってもらった。
——今日の撮影はいかがでしたか？ 昨日、ホテルで撮影のリハーサル（？）をしてくださったと聞きました。
HIROMU 率直に、めちゃくちゃ楽しかったです。二人だけで雑誌の撮影をするのは初めてだったのでいつもより緊張しましたが、スタッフの皆さんがいい雰囲気を作ってくださったので、後半はリラックスできたかなと思います。
ROI ノースリーブを着て撮影するのが初めてだったので、挑戦でした。みなさんの反応がよかったので（笑）、安心しました。筋トレしておいてよかったです。
——そもそもアイドルを志したきっかけは？
ROI 姉がアイドルデビューしたことに影響を受けました。中学生の頃の自分はぽちゃぽちゃしていたので、アイドルになりたいというよりは「かっこいいな〜」とただ憧れている感じでした。中２の夏に10キロ近くダイエットをして、そこからダンスと歌を始めました。
HIROMU 僕も音楽をやりたいなと思い始めたのは中学２年の時です。でも、最初のきっかけは幼稚園の頃かも？ 祖父母の家に大きなカラオケルームがあって、おじいちゃん、おばあちゃんたちの前でよく演歌を歌っていたんです。そこで褒めてもらうのが嬉しくて、人前で歌うのが楽しいかもと思ったのはその頃から。今はロックも洋楽もラップも聞きます。日本のバンドが好きです。曲も作るので、いろんな音楽を聞いて、自分なりの表現方法を探しています。
——初めて会った時の、お互いの第一印象は？
HIROMU ROIに初めて会ったのは３年くらい前ですが、その時の印象はちょっと怖かったかな。年下ということは知っていたんですけど、当初はあまり会話もしなかったし。目力に圧倒されていました。
ROI そんなバキバキじゃないよ（笑）。HIROMUくんはマジでイケメンだなと思いました。こんなに顔が整っていて性格がいい人がいるんだ、とびっくり。
HIROMU そんなこと言われたら、「ROIの第一印象は怖い」と言ってる俺が嫌な奴みたいじゃん（笑）。
ROI イヤイヤ、だって本当だもん。ワガママ言ってもめちゃくちゃ受け止めてくれますし、優しさに溢れている人だなと思いました。僕の低品質なボケを全部拾ってくれるのも、優しさです。
HIROMU 優しいというより、同レベルなんですよね（笑）。
——デビューを目指して、それぞれに努力し挑戦してきたお二人です。オーディションや練習生など、ハードな時間も共に過ごしたかと思います。その経験を通じて、お互いの印象は変わりましたか？
HIROMU ROIはすごく人間味があって、人のことを考えすぎる節があるんです。気を遣いすぎるが故に、そっけなく見えてしまうところがあるのかも。それが、第一印象ではちょっと怖く感じちゃったんだな、と今ならわかります。
ROI オーディションの過程で、めちゃくちゃ進化していくのを見て、すごく刺激をもらえていました。難しい曲を歌いこなしている姿を見て、HIROMUくんの音の取り方を真似したり。本当にかっこいい先輩だなと思ってました。
HIROMU 中国のオーディションを受けていた時に、半年以上共同生活をしていたことがあるんです。狭い部屋でずっと一緒に過ごしていたので、喧嘩っぽくなることもありましたが、あの時間を経て、今はすごく通じ合っていますね。ROIは歌もダンスも求めているクオリティが常に高いんです。だから自分の中で考える時間が必要なんだな、と気づきました。今はお互いに納得のいく消化の仕方ができるように、歩み寄って練習できています。
——オーディション中はどんなに仲がよくてもライバルですよね。どんな気持ちで過ごしていたのでしょうか？
HIROMU 別チームの時も、俺はROIにダンスのアドバイスをひたすらしてもらっていましたね。
ROI 特に後半はお互いフィードバックし合ってたよね。僕は高音パートが苦手で、HIROMUくんに見てもらっていました。
HIROMU 足りないところを補い合っていた気はするね。二人の関係だけじゃなくて、回を重ねるごとに、参加していたメンバー全員、敵対視している人はいなかったと思います。みんなでいいものを作るということに一所懸命で。
ROI デビューももちろん大事なことですけど、最後は自分達が今までやってきたことをどう見せられるか。そして、見てくださっている方に各々が感謝を伝えたい、ということにフォーカスしていたと思います。蹴落とし合うのではなく、一致団結していいパフォーマンスを作ろうというマインドでした。
——自分が成長していく過程で、特に「ここがターニングポイントだった！」と思う出来事や、瞬間はありますか？
ROI オーディション中に、ある課題曲を通して意識が大きく変わりました。メンバーや指導してくださった方々、チームのムード、全てがハマって自分の殻を破ることができたんです。周りの方のサポートのおかげで、「自分なりの表現を突き詰めて行きたい」というマインドに変わりました。それから、たくさんの方に応援していただけるようになった気がします。
HIROMU 僕は中国ですね。言語が通じない中でサバイバルオーディションを受けて、メンタル的にも安定していない時がほとんどで……。世間からの期待値とか需要が明確に数値化されて、自分は芸能に向いていないのかなと号泣したことも何度もあります。それでも気持ちを立て直して、また新たな挑戦をしたことで、自分が「どう見られているか」より「どうしたいか」が大切なんだと気づけました。リスペクトを持っていれば、自分の表現したいことをしていいんだという気持ちにたどり着けたのは、２つのオーディションのおかげですね。
——ユニットとして活動することが決まった経緯は？
HIROMU オーディション後にそれぞれ個人での活動を模索していた中、中国の番組に出る以前からずっとサポートしてくれていた事務所で活動していこうと決めたんです。ちょうどROIも同じように考えていることを知って「え、ならふたりでやってみようか」となって。
ROI 中国ではルームメイトでしたし、信頼できる仲ですし。「一緒にがんばろう！」と。
——ユニットの中で、それぞれの役割は何だと思いますか？
ROI 笑いに関しては基本的に収拾つかないですね。二人ともボケなんだかツッコミなんだかわからないです。
HIROMU 二人ともギャグのセンスも高くないし（笑）。
ROI 真面目にいうと僕がダンス、HIROMUくんがヴォーカルメインになると思います。二人で歌って踊ることは、もちろんメインでやりたい。
HIROMU そうだね。あと、個人的にはお芝居もやりたいです。音楽以外の道でも、二人の活動に還元できるようなできることがあればいいですね。
ROI 僕も芝居に今めちゃくちゃ興味があるんですけど。興味があるのと得意なのは別だと思うので……。（笑）
HIROMU ROIは声の仕事もいいんじゃない？
ROI はい、やってみたいです！
——どういうアイドルを目指したいですか？
ROI 二人にしかできない表現をしていきたいです。品のある、少しクラシカルな感じの。あ、自分に品があるって言っているわけではないですよ（笑）！
——ROIだけにロイヤルな。
ROI はい、ロイヤルのROIです。
HIROMU 嘘つくな（笑）！ 「己（おのれ）の路（みち）」だろ。
ROI すいません（笑）。今後どうなるかわからないですけど、応援してくださる方の側に寄り添えるような存在になって、日々の中で息抜きや、楽しみの一つになれたら嬉しいですね。今後はHIROMUくんと一緒に最高のエンターテイメントを届けられるアイドルになりたいと思ってます。
HIROMU 自分達の色は確立させつつ、ゆくゆくは「こんなこともできるんだ!?」みたいな見せ方もできるようになりたいですね。
——普段はどんなファッション・スタイルが好きですか？
ROI 基本、練習着が多いです。プライベートではヒップホップ・テイストの服も好きなんですけど、自分にはシックな方が似合うと言っていただけることが多いかなと思います。
HIROMU 僕は上下スウェットとか、ストレッチの効いた服が多いですね。あと、キャップが好きで、大量に持っています。
——愛用のフレグランスがあれば教えてください。
ROI ウッディでちょっと重めの感じが好きです。でも暑い（地元の）沖縄でつけると重すぎると思われることもあるので、夏は爽やか系を使っています。空港のDFSで香りを試して、好きなものがあると買っています。
HIROMU 僕もウッディ系か爽やかフルーティ系か。メンズもつけますが、どちらかというとレディスの香りも好きです。
ROI 確かに、HIROMUくんは、ユニな感じが好きだよね。
——美容で気をつけていることは？
ROI 今も沖縄から通っているので、日焼け止めは必須です。塗らないと首の後ろが真っ黒になってしまうので。ちょっとした外出や犬の散歩でも必ず塗ります。
HIROMU あまり洗顔しすぎないようにしています。洗いすぎて肌荒れしてしまったことがあるので、朝はぬるま湯だけで。クレンジングをするときは、小さい円をくるくる描くように、乳化に一番時間をかけています。
——プライベートでもメイクアップはしますか？
HIROMU はい。３年前ぐらいかな？メンズメイクが流行り出した頃に、事務所の方に教えていただいて。それから楽しくなって一時期はアイメイクも色々試していましたが、今はコンシーラーで小鼻とクマを隠すくらいです。
ROI 普段はあまりしないですね。眉が細いので、メイクさんには眉の下を埋めてもらうようにしてもらっています。
——お守りのように大切にしているものは？
HIROMU 物理的なものと精神的なものと、色々ありますけど……。家族や友達との時間は大切にしています。ありがたいことに忙しくなることが増えてきましたが、隙間時間を見つけて少しでもいいから会うようにしています。自分のメンタルの安定を保つためにも、その時間が大事なんです。物ならアクセサリー。ほとんど大切な人たちにいただいたものなので、それを持っていることでお守りを身につけているような気持ちになれるので。
ROI 応援のメッセージです。たくさんの方に見てもらえている今の状況が普通ではないので、応援してくださっている方たちからのメッセージは本当に日々の励ましになっています。
HIROMU 本当にそうだよね。「HIROMUくんが好きなご飯を食べて、好きなことをして、楽しんでいてくれたらそれが幸せです」と言ってくださる方もいて。すごい愛をいただいているなって。絶対に期待にお応えして、ここからは僕たちが恩返しをしていきたいです。
ROI 「焦らないでいいよ」「いつでも待ってるよ」と言ってくださる声が、ありがたいという言葉では全然足りないくらい、とても感謝しています。
——これから本格的に活動がスタートします。意気込みと、今後の目標を教えてください。
ROI 歌もダンスもまだまだですが、始めた頃に比べると少しずつ上手くなっていると思うので（笑）もっと上を目指してかっこいいパフォーマンスとハッピーをお届けできるようにしたいです。そして何より応援してくださる方々に恩返ししていきたいです。
HIROMU 自分がアーティストのパフォーマンスを見て楽しいと思ったように、見てくださる方がポジティブになれるようなものを届けたいです。自分のやりたい音楽を追求しつつ、届ける相手への配慮や伝え方はプロとして研究していかなければ、とも思っています。
ROI まず最初の具体的な目標は二人で武道館ライブをしてみたいです！
HIROMU アーティストの登竜門ですからね。人前でパフォーマンスができること自体がすごく嬉しいことですが、武道館でいいライブをして認めてもらえたら嬉しいです！
ROIROM（ロイロム）ボーイズグループとしてデビューを目指す国内外のオーディション番組で、視聴者から高い支持を得ていた二人が結成した、注目のユニット。
本多大夢（ほんだひろむ）●2000年7月10日生まれ。神奈川県出身。特技は一発ギャグ。好きな言葉は「夢は叶う」。
浜川路己（はまがわろい）●2006年1月3日生まれ 沖縄県出身。特技は水の高速飲み。チャームポイントは長いまつ毛。
GALLERY
model: Hiromu Honda, Roi Hamagawa photography: Takemi Yabuki〈W〉 styling: Noriko Sugimoto hair&make-up: Masayoshi Okudaira Interview : Naoko Yokomizo
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