治安守る警察官 人材確保へ 頭髪・スマホのルール見直し 青森県警察学校

警察官になりたいと受験する人が10年で4分の1に激減しています。 警察学校では時代にあわせてルールを見直すなど、治安を守る人材の確保に取り組んでいます。 警察官として採用されると初任科生として入校する「県警察学校」。 18歳から30歳まで男女61人の初任科生が警察官に必要な知識や技能を身に付けるため、共同生活を送っています。 この春県内の大学を卒業し、夢の一歩を踏み出した初任科生の木村寛治巡査23歳です。 入校する前は不安もあったと打ち明けます。 ★初任科生 木村寛治 巡査(23) 「ドラマの影響もあって規律が厳しかったり毎日叱責されるようなイメージがあった」 厳しいイメージの警察学校ですが今は変わりつつあります。 ★県警察本部警務課 河村慎也 理事官 「警察官を受験する時に敬遠されている理由になるかもしれないので、いろいろ今の時代に即して見直せる部分は見直してどんどん変えていくところは変えて」 背景にあるのは警察官の採用試験を受験する人の減少です。 10年前は819人でしたが、去年は246人まで減りました。 10年でおよそ4分の1に激減しています。 県民の治安を守る警察官の人材の確保が喫緊の課題となっています。 このため、県警察本部は今年度から警察学校のルールを見直しました。 初任科生を指導する石田教官です。 自分が警察学校に入校した2011年当時を振り返ってもらうと…。 ★県警察学校(2011年入校) 石田良介 教官 「髪の長さは5ミリというふうになっていまして全員短髪」 「携帯電話を警察学校に保管する流れになっていました」 男性も女性も短髪。連絡手段は公衆電話のみでした。 今年度から「髪型」は男性が奇抜でなければ大丈夫です。 女性は髪が肩より長い場合は後ろに1本で結べば良いことになりました。 外出する時は「スーツ着用必須」から清潔感がある服装に。 スマートフォンは情報セキュリティーを学んだあと、学校保管から個人保管に変わりました。 ★初任科生 木村寛治 巡査(23) 「自分自身のライフスタイルにあった生活ができるようになったことでより勉強や運動に集中しやすい環境にあります」 ★県警察本部警務課 河村慎也 理事官 「一定のルールをきちんと守れる警察官ということはそこは理解してもらって立派な警察官になるように指導していきます」 時代にあわせてルールを見直す取り組みが、治安を守る優秀な警察官の確保につながるのか注目されます。

青森放送
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