台風8号(コメイ)気象庁や米軍、ヨーロッパの進路予想は 日本への影響は、接近いつ【最新情報】
気象庁の2025年7月24日午前6時の実況によると、南シナ海で熱帯低気圧から発達した台風8号(コメイ)は1時間に15キロの速さで南南西に進んでおり、今後、沖縄地方に接近する恐れがある。進路予想や日本の影響について気象庁や米軍合同台風警報センター(JTWC)、ヨーロッパ中期予報センターの見方をまとめた。
気象庁の進路予想
台風8号は7月24日午前6時現在、中心気圧は992ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速20メートル、最大瞬間風速は30メートル。中心の南西側330キロと北東側220キロは風速15メートル以上の強い風が吹いている。
台風の予想進路を見ると今後、北東寄りに進路を変え25日午前6時にはフィリピンのルソン島に到達。同時刻時点の中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速は25メートル。26日午前3時には沖縄の南まで進むが、すでに熱帯低気圧に変わっているとみられる。24日午前3時時点の予報では台風8号によって風速25メートル以上の暴風域に入る可能性はない。
米軍(JTWC)の見方
米軍合同台風警報センター(JTWC)によると、台風8号は南東から北東にカーブするように進み7月25日ごろにフィリピンのルソン島を通過するとみている。その後、勢力を弱めながら沖縄の南を進み、先島諸島に到達する頃には中心付近の最大風速は15メートル程度まで弱まるとの見方だ。
中心付近の最大風速
7月24日午前3時:31メートル 7月24日午後3時:39メートル 7月25日午前3時:44メートル 7月25日午後3時:28メートル
7月26日午前3時:15メートル
ヨーロッパ中期予報センターの見方
リアルタイムの気象情報を提供するチェコの企業「ウィンディ・ドットコム」では、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)によって提供された解析気象データを基に台風の5日先までの動きを、アニメーションを使い視覚的に分かりやすく知ることができる。画面左下の「▷」ボタンを押すと、台風の動きが再生される。
「コメイ」名前の由来
台風の名前は、「台風委員会」で各加盟国などが提案した名前が140個用意されており、発生した順につけられる。「コメイ」はベトナムが用意した名前で、「草の名前」に由来する。
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