気が早い話ですが。Nintendo Switch 3にインテル入るかも
気の早い話ではありますが…。 いまNintendo Switch 2をめぐって、激しい予約争奪戦が繰り広げられています。年内に手に入れられるかは定かでないなんて、すでにあきらめムードの人も? そんなタイミングで、次世代のNintendo Switch 3なるゲーム機のうわさが流れていましたよ!
Notebookcheckは先月、KeyBancアナリストのJohn Vinh氏の発言を報じました。なんと任天堂は、Nintendo Switch 2の次の世代のゲーム機に関して、Intel(インテル)の新プロセスノードによるチップセット採用で合意していると明かされています。 今年後半から大量生産がスタートする「Intel 18A」の製造技術が評価されており、Nintendo Switch 3のチップセットでも日の目を見る可能性が高いとのことですね。 PC向けチップセットのイメージが強いインテルですけど、実はゲーム機向けにも、これまで積極攻勢をかけてきました。ソニーの次世代ゲーム機とされるPlayStation 6(PS6)をめぐり、交渉を続けてきたものの、AMDの次世代チップに敗れ去ったなんてリークも。今回、もし本当に任天堂の次世代ゲーム機向けに採用の話が進むなら、まさに悲願の交渉成立ということにもなるでしょう。
インテルは、いま厳しい台所事情となっています。昨年末にはパット・ゲルシンガーCEOが退任し、株価も長らく低迷してきました。同じ半導体業界で、TSMCが急成長を遂げてきたのとは対照的です。とはいえ、Intel 18Aは、最大ライバルとなるTSMCの2nmプロセスでの半導体製造技術に勝負を挑み、インテル復活がかかる大転換点と目されています。 Nintendo Switch 2が、世界で予約すらゲットできない一大ブームとなっていることからもわかるように、半導体メーカーにとって、ゲーム機でチップセット採用を取りつけられるかは、非常に大きなカギを握ります。 うわさのとおり、みごとにインテルが、なんらかの形でNintendo Switch 3のコアチップセット供給に関与できることになれば、その影響は絶大でしょうね。なんとも現時点では先行き不透明な話に過ぎませんけど~。 Source: Notebookcheck
湯木進悟