くるかも。世界のXR民が待望していた超小型MRウルトラアイが

Photo: 武者良太

(XRに期待している民のいる)世界はあなたを待っていた!

EOS R5やEOS R7で、空間ビデオ・空間フォトが撮れるVRレンズを販売しているキヤノンですが、立体視が楽しめるビューワーが少ないことに、ユーザーは悲しい日々を送っておりました。

XREAL Oneでもいいのだけど、もっと気軽に立体視できるXRビューワーが増えないものだろうか。キヤノンがそう思ったかどうかは定かではありませんが、CP+2025のキヤノンブースには、片手で持てる超小型&超軽量のMRグラスが参考展示されていたんですよ!

まるでウルトラセブンのウルトラアイ

GIF: 武者良太

シューワキマッセリ! デュワッ!(ウルトラセブンの掛け声)

Photo: 武者良太

解像度などの細かいデータは未公開。でも実機の体験と、説明員の方とのお話で、

・感覚としては片目フルHD級の解像度

・IPD調整は手動

バッテリーレス

・冷却ファン内蔵

PCかスマホといった母艦は必要

視野角は一般的なARグラスくらい

・一般的なARグラスと違って、下側からの写り込みはなし(素敵!)

6DoFセンサー入ってる(キャー!)

・外部カメラあり

・ビデオパススルー

・EOS VRシステムで撮った空間ビデオも空間フォトも見ることができる

といったところまでは、わかった。

あくまで参考出品デバイスゆえ、スペックも価格も発売時期も未定です

Photo: 武者良太

片手で持つスタイルなのは、短時間デモンストレーション向けのB2B MRゴーグルとしてのカタチなのかも。

CP+2025に出展して、来場者の反応・反響を見てから、メガネ型となるのか、競泳用水中メガネ&ヘッドバンド式となるのかが決まっていくのでしょうけど、これは(XR大好き民として)期待の逸品。

Photo: 武者良太

ちなみに想定しているお値段は?と聞いてみたら

「逆に、おいくらくらいがいいのでしょうか?」と、打ち込んだボールが返ってきたので、機能と価格のバランスを取るのはこれからなのでしょうね。

Source: キヤノン

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