ランチが終わると料理が消える店。しかしポテトだけは絶対にある【カンバ通信:第541回】

ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしている、ケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。

今回もポテトを食べようと思い、あるレストランへ行ってきた。

店の名前は「Let’s Fry Away」。

このレストランは、どちらかというと地元の人たちが利用する、小さなお店である。

しかも、駐車場がない。

僕はタクシー運転手なので、車を停める場所がないのは少し困るのだが、今回は店員さんに話を聞いてみることにした。

僕が訪れたのは、ちょうどランチの時間が終わったころだった。

店員さんによると、この店ではポテト以外にも、いろいろな料理を作っているという。

ただし、少し変わった営業スタイルなのである。

「うちでは、ランチの時間が終わるころには、ほとんどの料理が売り切れるんだよ」

えっ、そうなの?

詳しく聞いてみると、この店では、あらかじめ作る料理の量を決めているらしい。

つまり、ランチのお客さんに合わせて料理を用意し、それが売り切れたら終わりなのである。

なるほど。

作りすぎないようにしているのだね。

さらに店員さんによると、この店のお客さんの多くは、料理を持ち帰るという。

「お客さんのほとんどは、料理を買って、自分のオフィスで食べるんだよ」

なるほど。仕事の合間にランチを買いに来る人が多いのだろう。

だから、ランチの時間が終わると、料理もほとんどなくなってしまうのである。

しかし、そんな店にも、いつでも食べられる料理がひとつだけあった。

それが、ポテトである。

「ポテトだけは、いつでもあるよ」

おお!

ほかの料理は売り切れても、ポテトだけは残っているのか。

さすが、ケニアで人気の食べ物である。

僕は店員さんに、

「それじゃあ、ポテトをお願いします」

と注文した。

そして、しばらくしてポテトが運ばれてきた。

ところが、ここで店員さんが申し訳なさそうに言った。

「ごめんね。トマトソースがもうなくなってしまったんだ」

なんと!

ポテトはあるのに、トマトソースがない。

どうやら、トマトソースも売り切れてしまったらしい。

うーん、残念。

でも、ないものは仕方がない。

そこで僕は店員さんに、

「それなら、ポテトに塩をかけてください」

とお願いした。

そして、塩をかけてもらったポテトを食べてみることにした。

さて、お味はどうだろう?

うーん……。

正直なところ、それほどおいしいとは思わなかった。

やっぱり、トマトソースがないと、僕には少し物足りないのである。

塩だけでは、いつものポテトのようなおいしさを感じられなかった。

僕は、ポテトとトマトソースの組み合わせが好きなのだ。

今回のポテトは100ケニアシリング(約120円)。

この店では、ランチの時間が終わると、ほとんどの料理が売り切れてしまう。

でも、ポテトだけはいつでもある。

それはうれしいことなのだが、できればトマトソースも残しておいてほしかったな。

次にこの店へ来るときは、もう少し早い時間にしようと思う。

そうすれば、トマトソースもあるかもしれないからね。

それでは、また次回。

クワヘリ!

執筆:チャオス(カンバ族) 超訳:GO羽鳥 Photo:RocketNews24.

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