台風15号発生へ…気象庁の予想進路、米軍やヨーロッパの見方は 日本横断の可能性、最接近いつ【最新情報】
気象庁の2025年9月3日午前6時の実況によると、日本の南にある熱帯低気圧が24時間以内に台風に変わる見込み。発生すれば台風15号となり、四国、近畿、東海、関東地方を横断する可能性がある。今後の予想進路、各地域への最接近の時期について気象庁や米軍合同台風警報センター(JTWC)、ヨーロッパ中期予報センターの見方をまとめた。
気象庁の進路予想
台風15号に変わるとみられる熱帯低気圧は2025年9月3日午前6時現在、日本の南にあり1時間に25キロの速さで北北西に進んでいる。4日午前6時には屋久島(鹿児島県)の南約120キロまで進み、台風に変わっているとみられる。中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速は25メートルの見込み。
その後の進路予想を見ると、台風は北東寄りに進み5日午前3時には四国地方や中国地方に接近。同時刻時点の中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速は25メートルの予報。5日以降は速度を上げて東北東に進み、四国地方や近畿地方、東海地方、関東地方を横断する恐れがある。6日午前3時には本州を抜け、日本の東まで進んでいるとみられる。
3日午前3時時点の予報では、日本で風速25メートル以上の暴風域に巻き込まれる可能性のある地域は5日先までない。
9月3日~4日の影響
雨の予想 9月3日6時~4日6時の24時間予想降水量 九州南部・奄美地方 100ミリ 9月4日6時~5日6時の24時間予想降水量 九州南部 120ミリ
※いずれも多いところの予想量
風の予想 9月3日~4日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
九州南部・奄美地方 18メートル (25メートル)
波の予想 9月3日~4日にかけて予想される波の高さ 九州南部・奄美地方 3メートル 沖縄地方 3メートル
※いずれもうねりを伴う
米軍(JTWC)の見方
米軍合同台風警報センター(JTWC)は9月2日午後11時現在、台風15号に変わるとみられる熱帯低気圧の予想進路を示していない。
ヨーロッパ中期予報センターの見方
リアルタイムの気象情報を提供するチェコの企業「ウィンディ・ドットコム」では、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)によって提供された解析気象データを基に台風の5日先までの動きを、アニメーションを使い視覚的に分かりやすく知ることができる。画面左下の「▷」ボタンを押すと、台風の動きが再生される。
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