ティリ体制・バレー日本代表メンバー発表 石川祐希が主将継続
日本バレーボール協会は17日、2025年度の男子日本代表登録メンバー43人を発表した。パリ・オリンピック代表の石川祐希選手(ペルージャ)が引き続き主将を務める。
28年のロサンゼルス五輪へ向け、ロラン・ティリ監督体制の1年目となる。
パリ五輪代表からは西田有志選手(大阪ブルテオン)、高橋藍選手(サントリー)ら12人中11人が名を連ねた。最年長だった37歳の深津旭弘選手(東京グレートベアーズ)は外れた。
Advertisement初代表は、水町泰杜選手(ウルフドッグス名古屋)、後藤陸翔選手(東京GB)、川野琢磨選手(早稲田大)ら11人となった。
スタッフには、パリ五輪までフィリップ・ブラン前監督を支えた伊藤健士コーチ、村島陽介S&Cコーチらが留任した。【小林悠太】
ティリ監督のコメント
ロサンゼルス・オリンピックへの第一歩となる2025年シーズンの登録メンバーを発表できることを大変光栄に思います。
世界での競争がますます激化する中、すべてのトレーニング、試合、大会が、ロサンゼルス・オリンピックの出場権獲得と表彰台に立つという目標につながります。
こうした状況の中、25年は大会を戦うAチームと育成を目的としたBチームを編成し、双方でチーム作りを進めることで、経験豊富な選手たちを休ませ、回復させることができ、新たな才能を発掘し育成することができる唯一の年となります。
25年の目標は二つです。
一つ目は、スタッフ、選手、チーム哲学、指導方法が変化する移行期において、互いにじっくりと理解を深めること。
二つ目は、25年シーズンの開幕、そしてネーションズリーグと世界選手権で好成績を収めることです。
困難や不確定要素は承知の上ですが、私たちは毎年各大会で表彰台を目指します。この高い目標を達成し続けるには、勇気と決意が不可欠です。
私たちの野望を果たすことが、ロサンゼルス・オリンピックへと続く唯一の道となります。