【NY為替オープニング】米イラン暫定合意で原油安、インフレ加速懸念後退でドル続落|FX・為替ニュース
◇重要イベント・ポイント ・トランプ大統領はSNSでの投稿で、ホルムズ海峡で石油船の通過開始した ・米・イランが和平で暫定合意、19日に署名と同時にホルムズ海峡再開 ・米・6月NY連銀製造業景気指数5.7(予想:+13.7、5月:+19.6) ・米・5月鉱工業生産:前月比+0.1% (予想+0.3% 4月+0.9%←+0.7%) ・米・5月設備稼働率:76.2%(・予想:76.2%、・4月:76.1%)
・米・6月NAHB住宅市場指数:35(予想:37、4月:37)
15日のNY外為市場では米イラン和平で暫定合意に達したとの報道で、NY原油先物が続落しインフレ加速懸念が緩和し、ドルは続落した。19日に署名と同時にホルムズ海峡が再開するとした。供給ひっ迫懸念が後退し、NY原油先物は80ドルを割り込んだ。トランプ大統領はG7に出席するためスイスに到着したが、SNSでの投稿で、ホルムズ海峡で石油船の通過開始したと言及。バンス副大統領もメディアインタビューで、ホルムズ海峡の通航量が増えたとしている。一方、イスラエルは、核兵器をイランから排除できなかったとし、トランプ大統領に失望しているとの報道もあり、リスクは存続すると見る。
16日から17日にかけて開催される連邦公開市場委員会(FOMC)に焦点が集まる。FOMCでは政策据え置きがほぼ確実視されている。イラン戦争による燃料価格の上昇が響きインフレ加速を受け、大半のメンバーがタカ派に傾斜。当面政策据え置きを支持すると同時に、インフレに焦点を置き、利上げも支持する可能性を一部メンバーは演説などで示唆した。前回の会合では4名が政策決定に反対票を投じた。3名のメンバーは声明のハト派バイアスに反対。今会合では声明からハト派バイアスが削除される可能性がある。同時に、スタッフの金利や経済、インフレ予測に注目。さらなる注目は連邦準備制度理事会(FRB)新議長に就任したウォーシュ氏の会見となる。フォワードガイダンス、見通しなど情報発信を巡る方針変更の可能性もある。もし、イラン戦争終了が明確化したら、原油価格の下落で、年内の利上げの驚異が後退すると見る。
また、日銀は15日から16日に開催する金融政策決定会合で政策金利を1%に引き上げると見られている。予想通りとなると31年ぶりの水準となる。タカ派な内容を織り込み円売りは限定的になると見る。
・ドル・円、200日移動平均水準155.72円。
・ユーロ・ドル、200日移動平均水準1.1678ドル。
ニューヨーク市場はドル・円160円21銭、ユーロ・ドル1.1610ドル、ユーロ・円185円25銭、ポンド・ドル1.3420ドル、ドル・スイス0.7930フランで寄り付いた。
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