【AI・半導体銘柄よりも実は狙い目?】資産1.5億円超の「Bコミ」こと坂本慎太郎氏が注目する“円高メリット銘柄”の投資妙味 為替介入後のドル円相場の読み方から解説

「為替介入は1回だけでなく2~3回重ねれば円高には振れるでしょうが、それでも中長期的には円安基調に変わりはないと見ています。まず日米金利差は依然として開きがあり、次回(9月)の政策決定会合で期待される日銀の利上げも一気に0.5%の利上げは難しく、0.25%ずつしか上げられないでしょう。急ピッチで金利が上がらないことは見透かされている。  また、個人投資家がつみたてNISAでオルカンをはじめ米国株を買いまくっているので、それも少なからずドル高円安の要因となっています。そういった要素がある以上、当面は円安基調であることに変わりはないでしょう」(以下、「」内コメントは坂本氏)  ただし、日米両政府が「追加介入も躊躇しない」と示唆しているように、この先も円安が進めば再び介入が実施される可能性もある。 「次に介入があるとしても、1ドル=160円を超えた程度では考えにくく、やはり直近の最高値である1ドル=164円を更新しない限りは介入も考えにくい。せいぜい直近高値を超えてからだと思います」

 2026年前半の日経平均株価はキオクシアホールディングスをはじめAI・半導体銘柄が牽引する形で最高値を更新した。株高の要因のひとつには、円安による輸出企業の業績拡大期待も少なからずあった。しかし、ここにきて風向きが少し変わりつつあると坂本氏は指摘する。 「これまでは円安で輸出企業を中心に買われて株高となってきましたが、現状では円高に振れても株高となっています。もっとも日経平均はAI・半導体関連の比率が高いから、それらが調整しているなかでは上値は重く、7万円台もしばらくはないのではとネガティブに見ています。  そうなると、注目すべき投資対象も視点を変えた方がいいかもしれません。これまでAIブームの裏で売り込まれてきた銘柄や日経平均と関係の薄い銘柄などが狙い目となるのではないでしょうか。特に、今回は為替介入による一時的な円高とはいえ、ニトリホールディングスをはじめ円高メリット銘柄が意外に動いている。今後も急激な円安までは行かないと考えれば、海外から輸入して国内で販売する企業にとっては短期的にせよ追い風になるため、『円高メリット銘柄』に注目しておくのも手だと思います。少なくとも、ここでわざわざ円安メリット銘柄を買うよりも、素直に円高メリット銘柄に目を向けたほうがよいと思います」  ただし、注意が必要だ。 「次の為替介入があるのか、円高と言えるような水準がどこまで続くか、などは正直、読みにくい。為替水準も含めて株価チェックなどはこまめにしたほうがよさそうです」  そんな坂本氏が注目する具体的な「円高メリット銘柄」は何か。関連記事で詳しく解説している。 ▼▼▼関連記事▼▼▼ 【詳しくは…】資産1.5億円超の「Bコミ」こと坂本慎太郎氏が選ぶ「円高メリット銘柄」5選を徹底解説 一時的な円高でも動いた王道銘柄ほか、割安高配当株も! 【プロフィール】 坂本慎太郎/個人投資家として1.5億円超の資産を築く一方、2015年に中級者向けのトレード指導を行なう「こころトレード研究所」を設立。「Bコミ」のハンドルネームで知られ、著書に『朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術』など。 Xアカウント:@bucomi

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