欲しい? ぜったい、動画やSNS中毒にならないスマホ
その値段を超える価値がある…!
スマホ中毒、SNS中毒って、いま問題になっています。だから、なかにはガラケーことフィーチャーフォンを最新モデルででも買いたいなんて人もいるようですけど、普通にAndroidスマートフォンながら、工夫が凝らされた「Minimal Phone」が、ついに発売となりましたよ。
Minimal Phoneの仕組み
Android 14が搭載されたスマートフォンのMinimal Phoneは、4.3インチサイズのディスプレイに、Eインクの白黒画面を採用。タッチ対応ながら、リフレッシュレートなどは、カラー液晶ディスプレイと比べものにならないほど低いため、動画のスムーズな視聴はほぼ無理でしょう。16メガピクセルというメインカメラならびに5メガピクセルのフロントカメラもありますが、カラーで写りを確認するには、別のデバイスが必要となります。
しかしながら、Google Play Storeから、基本的にどのアプリでもインストールしようと思えばできますし、Google Payなどのタッチ決済にも対応。おまけに、ちょっと昔のBlackBerryユーザーを思い出させる、QWERTY配列のハードウェアキーボードが標準装備されています。これでガシガシとメールを打って、普通に音声通話もしてという用途には問題ないように仕上がっていそうです。
価格がネックか?
すでに6GBのメインメモリに128GBのストレージという最小構成モデルのオーダーが受け付けられており、399ドル(約6万2000円)で購入可能。1年ほど前に構想は世に出ていたものの、OSまわりをブラッシュアップし、ついに発売へこぎつけられた形でしょうか?
ただし、採用されているのはMediaTek Helio G99プロセッサと、いわゆる3万円前後の格安スマホに用いられるようなスペックのもの。これに日本円にして6万円超を注ぎこむ価値はあるのか? そんなツッコミも聞こえてきそうですが、Minimal Phoneは、動画やSNSをダラ見して、いつのまにか時間を無駄にしてしまうことから救われるのなら、こんな投資額は安いものと強気でもあるようです。
Eインクのディスプレイは、目に優しく、読書などに向いていますし、おかげでバッテリもちも抜群。これだけでミニマルに生きていけるか、挑戦しつつ過ごしてみるのは、かえってシブいかもしれませんよね~。
Source: Minimal Phone