<1分で解説>スマホ大手、続々値上げ…なぜ値下げ競争から一転?
ソフトバンクの格安ブランド「ワイモバイル」の新しい料金プランを説明する寺尾洋幸専務執行役員=東京都港区で2025年9月4日、植田憲尚撮影
携帯電話大手のソフトバンクが格安ブランド「ワイモバイル」の料金を値上げすると発表しました。これまでの値下げ競争の流れが変わり、NTTドコモやKDDIも今春からスマートフォンの料金プランを値上げしています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「携帯電話料金の値上げ」を解説します。
Q 携帯電話の料金、どうして値上げするの?
A 人件費や物価の上昇、そして新しい技術への投資が必要になったことが主な理由です。各社はコストが増えているため、料金を見直すことになりました。
AdvertisementQ どの会社が最初に値上げしたの?
A 業界で最初に値上げを発表したのはNTTドコモです。4月に新しい料金プランを発表。サービスを増やしながら月額料金を約1000円上げました。
Q ワイモバイルはどんな内容?
A ワイモバイルはサービスを強化した上で、基本料金を値上げしました。例えば一番安いSプランは、1ギガ増えて5ギガになり、693円高い3058円(税込み)になりました。
Q 他社も値上げしたの?
A KDDIは「au」の新プランや格安ブランド「UQモバイル」で値上げを発表しました。楽天モバイルは「現時点では考えていない」としていますが、今後も各社の料金プランから目が離せません。