【光る君へ】ファン感謝祭に2900人 吉高由里子さん「たくさんの方に応援された私は幸せ者。寂しくなるぐらい愛おしい、宝物の作品」
プログラム終了後、ファンに見守られながら舞台上で和気あいあいと記念撮影。制作現場のよい雰囲気が伝わってきました。左から金田哲、町田啓太、柄本佑、吉高由里子、塩野瑛久、見上愛、ファーストサマーウイカの出演各氏(NHKホールで)
大河ドラマ「光る君へ」のファン感謝祭が12月2日、東京・渋谷のNHKホールで開かれました。会場は約18倍の抽選をくぐり抜けた約2900人のファンの熱気に包まれました。この日の模様は12月14日(土)15時05分から総合で。また12月15日(日)10時30分からBSで放送されます。
参加したのは主役のまひろ/紫式部役の吉高由里子さんをはじめ、柄本佑さん(藤原道長)、町田啓太さん(藤原公任)、塩野瑛久さん(一条天皇)、見上愛さん(藤原彰子)。ききょう/清少納言役のファーストサマーウイカさんと、藤原斉信役の金田哲さんが司会を務めました。
観客が選んだ「もう一度見たい名場面ベスト10」で1位に選ばれたのは「2人の逢瀬」。最初の出会いの川辺や廃邸、石山寺、宇治川の川岸など名場面の映像が次々に紹介されました。
柄本佑さんは「長回しのシーンが多くて、台本をいくらめくってもずっと2人のシーンが終わらないぐらい。舞台で演じているようでした」と振り返り、吉高さんは「台詞を覚えるのが大変でした。柄本さんにメッセージして、『まさかもう台詞を覚えていないよね』と聞いたりしました」と笑わせました。
あの「お慕いしております」を再現
告白の場面を笑顔で振り返る塩野さんと見上さん彰子が涙ながらに一条天皇に「お慕いしております」と告白する場面(第35回「中宮の涙」から)は3位。見上愛さんが舞台上であの台詞を再現してみせ、場内は大喜びでした。見上さんは「本当にたくさんの方々に愛されたドラマ。出演できて幸せでした」と語っていました。
雰囲気のよい現場 「吉高さんのお陰」
出演者が異口同音に語っていたのは現場の雰囲気の良さ。「現場の雰囲気がよく、優しい人ばかりだった」(町田さん)、「仲の良いチーム。吉高さんがいい雰囲気をつくってくれた。終わってしまって寂しい」(柄本さん)と話しました。
詰めかけたファンと一緒に記念写真吉高さん「愛のある現場で幸せ。最後まで見守ってください」
最後に挨拶した吉高さんは「愛のある現場で、毛筆の練習などたくさんの経験ができました。終わってしまうと思うとウソみたいな気持ちですが、たくさんの方々が応援して見守ってくださり、私は幸せ者だと思います」と語りました。スタッフへの感謝の気持ちも込めて「『光る君へ』という作品を通じて、皆さんの人生の関係者になれたことが宝物。寂しくなるぐらい愛おしい作品だと思うと、宝物です。あと2話、最後まで見守ってください」とファンに語りかけ、大きな拍手を浴びていました。
退場する吉高さん。名残惜しそうに何度も手を振ってファンに応えていました(美術展ナビ編集班 岡部匡志) <あわせて読みたい> ◇最新の「光る君へ」のあらすじは「#あらすじ」で更新。ぜひブックマークしてください。
◇「美術展ナビ」は「光る君へ」の記事が充実しています。「徹底ガイド」↓でまとめて読めます。- NEW
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