新橋のトンテキ専門店なのに…!『豚屋鳥山』のレバニラ定食が「もはやフォアグラ」な食感だった
あまりマークして来なかったが、どうやら最近は「レバニラ専門店」が増えているらしい。レバーそのものは好き嫌いが分かれる食材であるが、逆に「好きな人はとことん好きな食材」なのだろう。
さて、最近かなりの頻度で「レバニラ」に関する記事を執筆していたところ「新橋にも美味しいレバニラがありますよ」との情報が。大のレバー好き、レバニラ好きとして見過ごすことはできない。
・町中華の定番
近年はガチ中華に押され気味ではあるものの「町中華」はやはり安定の人気を誇っている。町中華のメニューはほぼ固定化されており「酢豚」や「エビチリ」と並び「レバニラ炒め」は王道メニューの1つと言えよう。
さて、冒頭でもお伝えした通り、そのレバニラ炒めをメインに据えたお店が近年では増えているらしい。過去にご紹介した「レバニラ中華 満腹」「レバニラや金太郎」「食事処 みやま」は、いずれもレバニラがメインのお店である。
どちらの店もレバーは鮮度が高く、一般的なレバニラでは味わえない食感が最高! 味付けなどに方向性の違いはあれど「ぶ厚さ」と「ザクザク食感」は共通していた。
・専門店ではない
今回ご紹介するお店はレバニラがメインではないものの、情報によると「他には無いレバー」なんだとか。そのお店とは新橋のとんてき専門店『豚屋鳥山』だ。
グルメさんはご承知の通り「豚屋鳥山」はポークステーキ専門店「マロリーポークステーキ」の別業態。独特の大盛りメニュー名と説明文は、以前ロケニューでも話題にした。
私も過去に何度か『豚屋鳥山』で食事をしたことがあるが、レバニラなんてあったっけ……? 『豚屋鳥山』の名物はやはりトンテキなので、メニューを見るまでもなくトンテキを注文してしまっている。
……が、新橋の『豚屋鳥山』で改めてメニューを確認したところ、確かに「レバニラ定食」があった。価格は1190円で、単品価格は890円だ。
・低温調理
メニューには「低温調理でじっくり火入れした臭みのないレバー」と記されていたが、なるほど。マロリーポークステーキも豚屋鳥山も低温調理の豚肉が使用されているので、レバーもその流れの調理方法なのだろう。
というわけで「レバニラ定食」を注文して数分。目の前に現れたレバニラ炒めを食べてみると……ふむふむ。豚屋鳥山のレバーはザクザクとは全く違う系統の食感で「ぽってり」が適切かもしれない。
低温調理の効果なのか、食感だけだとフォアグラに近くザクッと感は皆無。ザラザラはしておらず、べったり・まったり・ぽってりした濃厚食感のレバーである。
個人的にはザクザクの方が好みではあるが、確かに他ではなかなか出会えないレバーであることは間違いない。レバニラとしての総合力は専門店に分があると感じたものの、個性が際立ったレバニラではあった。
総じて『豚屋鳥山』のレバニラは、レバニラ専門店が直球だとするならば「変化球系のレバニラ」となるだろう。同じレバニラ炒めとはいっても印象は大きく異なり「レバニラの奥深さ」を感じた次第だ。
・今回訪問した店舗の情報
店名 豚屋鳥山 住所 東京都港区新橋2丁目20-15 新橋駅前ビル1号館 時間 11:00~23:00(L.O.22:30) 土日11:00~21:00(L.O.20:30) 定休日 なし
執筆:P.K.サンジュン Photo:Rocketnews24.