外為・株式先物などの取引が再開、CMEで11時間超の障害
CMEグループのロゴ。2023年4月10日撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[シンガポール/ロンドン 28日 ロイター] - 取引所運営会社の米CMEグループ (CME.O), opens new tabで28日に障害が発生した問題で、1335GMT(日本時間午後10時35分)分までに、外国為替、株式、債券先物などの取引 が復旧した。LSEGのデータで分かった。
CMEのデータセンターで冷却装置が故障したことが原因だった。
この障害により、株式、債券、商品、通貨の取引が11時間超にわたって停止。世界の先物市場は混乱に陥った。
影響はCMEの外国為替プラットフォームEBSの主要通貨取引や米WTI先物、株価先物のほか、日経平均先物、パーム油 、金 など広範囲に及んだ。
市場参加者によると、今週は米国の感謝祭の祝日のため取引量が減少している。月末にかけてディーラーらはポジションを手仕舞いしようとする可能性があるため、この後でボラティリティーが急上昇するリスクがあるという。
取引プラットフォームIGのシニアテクニカルアナリスト、アクセル・ルドルフ氏は「トレーダーがポジションを決済できなくなるという当面のリスクと、それに伴う潜在的コストに加え、今回の事件は信頼性に関するより広範な懸念を引き起こした」と述べた。
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Tom reports from Singapore on financial markets in Asia, filing daily market reports and deeper pieces on stock, bond and foreign exchange trade. He contributes to the Morning Bid newsletter. He was previously a company and general news correspondent in Sydney and a reporter for News Ltd.