銅線ケーブル盗まれ「排水機場」が被害…復旧できず 千葉・香取市
洪水などを防ぐ「排水機場」と呼ばれる施設で24日、銅線ケーブルなどが盗まれ、施設が稼働できなくなる事態となっています。
25日、『news zero』が向かったのは、千葉県を流れる利根川の近く。記者「大雨の時などに住宅地を洪水から守るための施設、排水機場で銅線ケーブルなどが盗まれたということです」21日の朝。警察によると、近隣住民から「排水機の事務所の扉が開いている」と通報がありました。千葉県によると、排水機場の窓ガラスが割られていて、施設に電力供給を行う銅線ケーブルなどが切断され、なくなっていたということです。施設を管理している事務所の担当者は…。被害があった排水機場 管理事務所の技術次長「ケーブル等なくなってしまったので、(排水機場が)現在稼働できない状況」──復旧の見通しは?被害があった排水機場 管理事務所の技術次長
「現時点では復旧の見通しは立っておりません」
この排水機場という施設。実は、大雨の際に住宅や農地を守る防災施設としての役割があります。被害があった排水機場 管理事務所の技術次長「(排水機場とは)大雨が降った際に、河川の水を強制的に小屋入っているポンプでくみあげ、利根川に排水する施設となっています」排水機場は、大雨などによる街の洪水被害を防ぐため、排水路などの水をポンプによってくみあげ、強制的に川などに排水します。25日のこの地域での降水量では「排水機場は稼働しない」といいますが、施設は今も稼働できない状態に。もし大雨が降ると、どうなるのでしょうか?被害があった排水機場 管理事務所の技術次長
「台風や集中豪雨とか雨で河川の水位が上がることが懸念される時にポンプ動かす。排水機場は、地域の皆様の生命と財産を守る大変重要な防災施設。今回のようなことが二度と起きないようにしていただきたい」
排水機場の近くに住む人は…。近隣住民「(家が)川の近くなので川があふれた時用に対策を準備してる。(盗難がおきて)すごく不安ですよね」排水機場がある香取市民「以前台風があった時に利根川の河川が氾濫しそうになったことあった。そういう施設が稼働しないとなると、不安ですね」警察庁によると、近年の“銅の価格の高騰”により、売却目的での銅線ケーブルの窃盗が各地で相次いでいるといいます。千葉県は今後、排水機場を管理する事務所から警察へ、被害届を提出するとしています。
(2月25日放送『news zero』より)