【独自】“7年服役”伝説ハッカー語る GMO攻撃犯人像は 「素人」残された痕跡とは

配信


Page 2

さらなる犯人の手掛かりを求めて、我々はベトナムの首都ハノイに向かいました。ここにアメリカ社会を震撼させた伝説的なハッカーがいます。「私の名前はヒエウ。以前ブラックハッカーでした」Q.今は?「今はホワイトハッカーです」ヒエウ・ミン・ンゴ氏が、ハッカーの世界に足を踏み入れたのは14歳ごろだと言います。(7年服役 ホワイトハッカー ヒエウ・ミン・ンゴ氏)「ウェブサイトに侵入してカード情報を盗むのはとても簡単でした。若かったですし、目立ちたい、友達に自慢したいという気持ちがありました。(その後)アメリカ市民の情報を2億件以上取得し、世界中のハッカーやサイバー犯罪者に売りました。当時はとてもぜいたくな暮らしをしていました」ヒエウ氏はベトナムにいながら、アメリカのサーバーから約2億人分の個人情報を盗み出し、実に200万ドル、日本円にして約3億円を荒稼ぎしていました。その後2013年、友人から取引を持ちかけられ、グアムへ渡りましたが、それはアメリカの捜査当局が仕組んだ罠だったのです。(ヒエウ・ミン・ンゴ氏)「到着すると、空港で逮捕されました。グアム島がアメリカ領だということは知っていましたが、自分の事件が映画のように展開するとは思わなかったです」ヒエウ氏は、“脅迫サイト”を分析し、システム内部に侵入する技術はあるものの、痕跡を隠すのは下手だと指摘します。(ヒエウ・ミン・ンゴ氏)「通常、プロのグループの場合、インフラの分析だけでかなりの時間がかかります。しかし今回は、数時間でかなりのことが分かりました。IPアドレス(ネット上の住所)がすべてあらわになっています。本当にシンプルでした。このハッカーは不注意で、圧縮データが入ったファイルを公開していました。これをダウンロードすると、そのサイトにアクセスした人物らの情報が中に入っていました」さらに、過去にサイバー犯罪に関与した立場からこう呼びかけました。(ヒエウ・ミン・ンゴ氏)「何か間違ったことをすれば、いつか明らかになりますし、必ず責任を問われます。だから、正しい行いをするのが一番です」

11月1日『有働Times』より

関連記事: