行方不明の1人の捜索続く 海に落ちたか 川崎の高さ40m足場崩落 作業員落下3人死亡
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川崎市で大型クレーンの解体作業中に高さ40メートルほどの足場が崩落し、作業員3人が死亡しました。現場では当時、強風注意報が出ていました。
マンション約14階分相当
地面に開いた大きな穴。その横には、崩れた足場や重機が見えます。穴の中では、ダイバーによる捜索活動が行われていました。
事故があったのは、川崎市の人工の島・扇島。JFEスチールの東日本製鉄所・京浜地区で7日午後4時ごろ、クレーンの解体作業中に高さおよそ40メートルの足場が崩れ、作業員5人が転落しました。
足場はマンションの高さに例えると、およそ14階分に相当します。
クレーンのバランスを保つために取り付けていた約500トンのドラム缶状のおもりが外れ、足場に落下。その衝撃で足場が崩れたということです。
事故の目撃者
「あの三角形のクレーンの右端に何かつっていた。そこにつっていた大きなものが落ちた。落下するのが見えた」
5日前に撮影された写真です。画面右のクレーンの先にはドラム缶状のおもりが取り付けられていて、下にはおもりを支えるための足場があったことが分かります。
事故の目撃者
「茶色い水しぶきがバーンって20〜30メートル広がっていた」
「(Q.どの辺りから水しぶき?)オレンジの建物のすぐ左下から、大きな爆発とともに水しぶきが出ていた」
クレーンからおもりが落ちる瞬間、大きな音がしたといいます。
事故の目撃者
「花火が爆発したような音だったので、この辺で爆発が起きるわけではないだろうという感じで見ていた。バン!バーン!という感じ」
事故当時、川崎市には強風と波浪、2つの注意報が出ていました。
事故の目撃者
「南風がかなり強かった。今も風強いけど、逆の風で」
警察によりますと、転落した作業員は合わせて5人。けがをして搬送された4人のうち1人は意識がありますが、3人が死亡しました。
残る1人は行方不明で、海に落ちた可能性があります。
穴の周囲には、地盤を支えていた鉄筋が何本も切れて海面に垂れ下がっているのが分かります。
捜索活動は7日夜遅くまで行われましたが、行方不明の作業員は発見されませんでした。8日も早朝から捜索が行われます。
(2026年4月8日放送分より)