「チケットの売れ行きがヤバくて」いきものがかりSNS閉鎖の裏で起きていた“ピンチ”と予兆(週刊女性PRIME)
「水野さんは、これまで『いきものがかり』のリーダーとして、自身の思いをXでつづってきました。ただ、最近はそんなSNSの運用が負担になっていたようで、“しんどさ”も吐露。13日の投稿では、きっぱり《15年やったんで、もういいだろって感じで》と、閉鎖を明言しました。 宣言通り14日に削除しましたが、同じ日に水野さんは、閉鎖のタイミングについて《アルバムのリリース直前で、“コイスルオトメ”や“気まぐれロマンティック”が新たに聴いてもらえだした良い時期で、さらにはツアーのチケットの売れ行きがヤバくて頑張らなきゃいけないこのタイミングでってのが、われながら間が悪すぎる》と投稿。 自ら発信を止めたタイミングが、さまざまな大事な局面に重なったことを自虐的に綴っていました」(音楽誌ライター) 最近では、歌手の三浦大知が《全公演、半分くらい売れ残っている》と生配信の中で悲痛な報告をして反響を呼んでいたが、いきものがかりも同じくチケットの売れ残りがあるという事実に、ネットユーザーは驚愕。
《この人たちもか》 《ホンマかいなと思うけど、なんかショックだな》 《いきものがかりさんですらチケット売行き芳しくないなんて 日本のエンタメどうなってんの?》 しかし、その予兆は昨年からあったのでは、とレコード会社関係者は話す。 「昨年7月から8月にかけて、彼らは北海道から福岡まで全国を縦断する弾き語りのライブツアーを敢行しました。ところが、そのライブ会場がすべてイオンモールだったのです。各地にある8か所のイオンをめぐる小規模のライブスタイルでした。 ほかのアーティストも、敢えてキャパを小さくしてよりファンと近い距離で音楽を届ける形式のライブをやったりしますが、今になって振り返ると、水野さんが語った“チケットが売れない”現状と完無関係とも言い切れません。苦戦の兆しが、あのときすでにあったのでは……という見方もあります」 2006年、『SAKURA』でメジャーデビューして以来、『ありがとう』『YELL』『ブルーバード』『風が吹いている』など、数々のヒット曲を世に送り出してきた、いきものがかり。今年6月から始まるツアー『いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2025 〜ASOBI〜』のチケットは全会場指定席で、1枚あたり税込みで9,600円。 物価高騰が叫ばれる中、世間の人にとってはチケット代が高いのか、それとも彼らの求心力が低下したのか……。いずれにしても、正念場であることは確かなようだ。