『Dyping Escape』が面白そう。打った文章が現実になる呪いのタイピングゲーム

ヘビサイドクリエイションは2月12日（水）、『Dyping Escape』のSteamストアページを公開した。リリースは今年の7月を予定している。

『Dyping Escape』はタイプした文の内容が現実になりプレイヤーに襲い掛かるという、呪われたタイピングゲームからの脱出を目指すホラータイピングゲームだ。

ゲームを開始すると謎の「目玉」から不穏なタイピング文章が提示される。ここで打ち込んだ文章は現実となり、“私を　殺して　ください。”という文章を入力してしまえば、目玉に殺されゲームオーバーだ。

これらの文章は一度提示されると従うしかなく、書かされた文章の通りに死に続けるしかない。しかし、設定画面を見てみると「ローグライトモード」という文字が。本モードに切り替えることで、目玉の提示してきた文字を差し替えられる「切れ端」を入手することができ、目玉に対抗することができるという。

そんな本作は、すでにunityroomでプロローグ部分を公開しており、記事執筆時点で20万回以上プレイされる話題性をみせた。今回のSteamでは大規模なアップデートが施されるようで、公開されたストアページから分かる情報では、日本語に対応し、Steam実績に対応することが判明している。

発表全文については以下、プレスリリースにて記載されている。

以下、プレスリリースの全文を掲載しています

ホラータイピングゲーム『Dyping Escape』Steamストアページ公開と発売時期決定のお知らせ

▼序文ゲーム制作サークルヘビサイドクリエイションは、ホラータイピングゲーム『Dyping Escape』のSteamストアページが日本時間2025年2月12日に公開されたこと、合わせて発売時期が2025年7月に決定したことをお知らせいたします。対応OSはWindowsとなります。Steamのストアページは以下の通りです。

https://store.steampowered.com/app/3406810/　

▼本ゲームについてタイプした文の内容が現実になりプレイヤーに襲い掛かる、呪われたタイピングゲームから脱出しましょう。

20万回以上プレイされたホラータイピングゲーム『DYPING』が大アップグレードされて、2025年夏にSteamにてリリース。

何倍にも膨れ上がった絶望が、あなたを襲います。

「あなたに　是非　タイピングゲームを　して欲しいのです。言われたとおりに　キーを打てば　いいですからね。

頭を　使う必要は　まったく　ありません。」

死のタイピングゲーム「目玉」から提示される、不穏なタイピング文章。その文の内容は、現実となりプレイヤーに跳ね返ります。

“私を　殺して　ください。”……この文をタイピングしてしまったら、あなたは死に、ゲームオーバーです。

ゲームの外から、ゲームを壊すタイピングゲームに埋め込まれた理不尽な死は、通常の手段では回避できません。血生臭い文章が一度提示されてしまったら、その通りにタイプして死に向かうしかないように見えます。

…でも、例えば、『設定画面』を開くことくらいはできるかもしれません。

ローグライク・タイピングゲームが進むにつれ、「目玉」から押し付けられる死は理不尽さを増す一方です。

しかし、単語や文字を差し替えられるカード―『切れ端』を手にできれば、その悪意に対抗すること