固有遺伝子をすり替えてマウスをつくる――新たな多能性細胞の作成

【2024年度版】最もヤバイ生物学ニューストップ「７」

出生前に半数が死ぬイモリや『鏡像細菌』など、生物の常識を覆す2024年TOP7が大集結。愛で正義感を育むラットや“生死を超える第3の状態”も明らかに…あなたの生命観を揺るがす最新研究を紹介します

人類の遠い祖先は「双子出産」がスタンダードだった⁈

米イェール大の研究で、約6000万年前にいた霊長類の祖先は1回の出産で2人を産むのが標準だった可能性が浮上。今日のように1人ずつ産むのはむしろ珍しかった可能性があります。

鏡の世界にいる『鏡像細菌』は絶対に誕生させてはならない【共同声明の発表】

ノーベル賞受賞者を含む世界中の研究者たちは「今はまだ」鏡の世界だけにいる「鏡像細菌」を絶対に誕生させてはならないとする共同声明を発表。なぜ研究者たちは鏡像細菌をそこまで危険視するのでしょうか？

生命には生と死を超えた「第3の状態」が存在すると判明

米UAは栄養、酸素、生化学的刺激が与えられた場合人間やカエルの細胞が体の死後に新たな機能を備えた「多細胞生物」に変化できると発表。新たな概念は既存の生死観にも大きな影響を与えることになるでしょう

人間に愛されて育ったラットは正義感と善悪判断を芽生えさせる

愛されたラットの話です。 愛媛大学は人間に愛されて育ったラットには人間に似た正義感や善悪判断を思わせる行動がみられると発表。4コマでは第3話までを掲載。惨劇の第4話（最終話）は記事にて描かれています