日経平均は4日ぶり小反落 クリスマス休暇で商い薄く方向感欠く
[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日ぶりに反落し、前営業日比68円77銭安の5万0344円10銭で取引を終えた。米国市場でのハイテク株高を好感して小高く始まったが、クリスマス休暇で参加者が少なくなる中、商いは薄く方向感を欠く値動きとなった。
日経平均は半導体関連株が総じてしっかりで、朝方は小高く始まったが、午後には小幅マイナスに転じ、方向感を欠いた。米国の株式市場では24日が短縮取引、25日が休場となる。海外を中心に休暇入りしている投資家もあり、売買代金は膨らまなかった。あすに日銀の植田和男総裁の発言機会があるのを控え、様子見ムードが広がりやすかった。
「材料に乏しく商いが薄い中、損益通算とみられる売りが上値を抑えた」(フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッド)との見方が聞かれた。今年は指数が上昇し全般的にパフォーマンスが良好となり、年末には含み損のある銘柄の損を確定し納税額を圧縮する「損益通算」の動きが強まりやすいとみられている。
日銀の金融政策決定会合議事要旨(10月29日―30日開催分)が朝方に公表されたが、12月会合での利上げ決定後でもあり、反応は限定的だった。TOPIXは0.46%安の3407.37ポイントで取引を終えた。
東証プライム市場指数は前営業日比0.46%安の1754.95ポイントだった。プライム市場の売買代金は3兆9281億円だった。4兆円を下回るのは9月以来となる。東証33業種では、値上がりは非鉄金属や陸運、海運など9業種、値下がりは空運や保険、輸送用機器など24業種だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが511銘柄(31%)、値下がりは1017銘柄(63%)、変わらずは76銘柄(4%)だった。
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