Apple Intelligenceをオフにしたら21GB空いた。iPhoneのストレージ不足はこれで解決するかも
Redditでとあるユーザーが「最新版iOSの目玉であるAI機能『Apple Intelligence』をオフにしたら、iPhoneのストレージ容量が21GB以上も空いた」と報告し、大きな話題を呼んでいます。 【全画像をみる】Apple Intelligenceをオフにしたら21GB空いた。iPhoneのストレージ不足はこれで解決するかも 実はこれ、iPhoneだけの話ではありません。AICore経由でGemini NanoをダウンロードするGoogle Pixelなど、一部のAndroidスマホでも、この方法で数ギガバイトの空き容量を確保できるんです。 Apple Intelligenceは、iPhone本体に保存されたバックグラウンドモデルや関連データを利用して動いています。それとまったく同じように、最新のAndroidスマホ(特にGoogle PixelやSamsung Galaxy)も、AICoreやローカルの言語モデル「Gemini Nano」といった巨大なオンデバイスAIパッケージを、本体のストレージ内に直接抱え込んでいます。 使い続けていくうちに、こうしたローカルモデルのファイルやキャッシュデータ、機能のアップデートが積み重なり、数ギガバイトものスペースを占領してしまうことがあるのです。
「Apple Intelligenceをオフにしたら、なぜか21GBも空いたんだけど!?」 u/modarctさん/「iphone」コミュニティの投稿より この投稿者によると、Apple Intelligenceを無効にしただけで21GBもの本体ストレージが節約できたそうです。投稿者が使っていたのは、次期OSの開発者向けプレビュー版である「iOS 18 (27 beta)」でした。 実は、iOS 18のベータ版には、現在のバージョンよりもかなり大きなローカルAIモデルが含まれています。最新の一般向けバージョンである「iOS 17.5.1 (26.6.1)」を使っているユーザーの場合、解放できる容量はもう少し小さく、約7GBだと言われています。 もちろん、正確なサイズはiOSのバージョンやデバイスによって異なりますし、今後Appleが機能をアップデートしていく中で変わっていく可能性はあります。 Apple Intelligenceをオフにすると「写真」アプリのストレージ使用量が減ったように見えるのには理由があります。Apple Intelligenceは、より精度の高い検索や画像認識、おすすめのメモリー提案といった機能を実現するために、スマホ本体で直接画像処理を行なっているからです。 これらのAI機能がオンになっていると「写真」ライブラリをよりすばやく分析するために、追加の一時データやインデックスが作成・保存されます。つまり、Apple Intelligenceをオフにすれば「写真」アプリ用に作られたローカルAIのインデックスやキャッシュデータが削除されるため、結果として「写真」アプリのストレージ使用量が減るというわけです。 ただし、結果には個人差があります。恒久的に容量が空いたままになる人もいれば、一時的な変化にとどまる人、あるいはiOSが後でキャッシュを再調整したりデータを再ダウンロードしたりして「システム」ストレージに容量が移動するだけだった、という人もいるようです。 同じRedditの投稿には、別のユーザーからこんな声も寄せられていました。 「私も似たようなことを経験しました。ストレージ容量が足りなくなってきたのでApple Intelligenceをオフにしたら、(iOSの設定画面は確認していませんが)『写真』アプリの容量がすぐに23GBほど減ったんです。そこで、容量不足で後回しにしていたアプリのアップデートをすべて済ませました。30分ほどかけてすべて更新し終えたあとで確認してみると、なんと『写真』アプリの容量が元のサイズに戻っていました。AIをオフにしたことで、本当に容量が空いたのかどうかはよくわかりません」 これはおそらく、Apple Intelligenceが写真の1枚1枚をチェックして、「何が写っているのか」「誰が写っているのか」を解析しているためでしょう。機能をオフにすると、家族や友人の顔、これまでカメラで撮影してきたあらゆるものについて収集されたデータがいったん削除されるのです。