コナン映画がV2で興収63億突破!綾瀬はるか主演の新作が2位、ワンオクライブ映画は3位発進:映画週末興行成績|シネマトゥデイ

初登場2位! - (C) 2026 映画「人はなぜラブレターを書くのか」製作委員会

 2026年4月17日から4月19日の週末映画動員ランキングが興行通信社より発表され、『名探偵コナン ハイウェイの堕天使(だてんし)』が2週連続で1位を獲得した。今週は邦画の話題作や人気アーティストのライブ映画が新たにTOP3に食い込んだ。

【画像】綾瀬はるか、黒ドレスで登場!菅田将暉、妻夫木聡らと『人はなぜラブレターを書くのか』初日舞台挨拶

 首位を走る『名探偵コナン』は、週末3日間で動員114万7,000人、興収17億1,900万円というハイペースを維持。公開10日間の累計成績は動員422万人、興収63億円を超えており、シリーズ史上最高記録の更新に期待が高まっている。

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 2位には、新作『人はなぜラブレターを書くのか』が初登場。2000年に発生した地下鉄脱線事故の実話を基に、石井裕也監督が綾瀬はるかを主演に迎えて映画化した人間ドラマ。初日から3日間で動員14万2,000人、興収1億9,500万円を記録した。主人公の学生時代を當真あみ、その初恋相手を細田佳央太、主人公の夫を妻夫木聡がそれぞれ演じている。

 3位には、結成20周年を迎えたロックグループONE OK ROCKのライブ映画『ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025 AT NISSAN STADIUM IN CINEMAS』がランクイン。昨年行われたワールドツアーの日本公演を映像化したもので、週末3日間で動員7万2,000人、興収2億3,900万円をあげた。4月25日には全国5劇場での「発声可能上映」の実施も決定している。

 ほかに、4位の『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』が累計動員318万人、興収40億円を突破。5位の『超かぐや姫!』は、Netflixでの先行配信が行われているなか、累計で動員102万人、興収20億円を突破する異例の興行を見せている。6位のディズニー&ピクサー作『私がビーバーになる時』も、累計で動員173万人、興収22億円を超える根強い人気を誇っている。

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 今週末は『Piccola felicita(ピッコラ・フェリチタ)~小さな幸せ~』『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』『ビリー・アイドル パンク・ロッカーの反逆と代償』『ARCO/アルコ』『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』『エイペックス・プレデター』『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』『オールド・オーク』『LOST LAND/ロストランド』『ツイッギー』『月の犬』などが公開される。

全国映画動員ランキングトップ10(2026年4月17日~4月19日)

1(1) 『名探偵コナン ハイウェイの堕天使(だてんし)』 2(NEW) 『人はなぜラブレターを書くのか』 3(NEW) 『ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025 AT NISSAN STADIUM IN CINEMAS』 4(2) 『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』 5(5) 『超かぐや姫!』 6(3) 『私がビーバーになる時』

7(4) 『プロジェクト・ヘイル・メアリー

8(9) 『ウィキッド 永遠の約束』 9(6) 『鬼の花嫁』 10(8) 『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編

※()内は先週の順位/興行通信社調べ

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画像は『スターシップ・トゥルーパーズ』でのパトリック・マルドゥーンさん - TriStar Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 カルト的SF映画『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997)のザンダー・バーカロウ役などで知られる俳優パトリック・マルドゥーンさんが、現地時間19日、心臓発作により亡くなった。57歳だった。Deadlineほか各メディアが報じた。

【画像】「攻殻機動隊」監督によってアニメ化もされた『スターシップ・トゥルーパーズ』

 パトリックさんは1968年9月27日、米・カリフォルニア州生まれ。南カリフォルニア大学(USC)在学中から俳優としてのキャリアを歩みはじめ、1992年からアメリカの昼ドラ「デイズ・オブ・アワ・ライブス(原題) / Days of Our Lives」でオースティン・リード役を務めた。

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 1997年には、ポール・ヴァーホーヴェン監督の『スターシップ・トゥルーパーズ』で主人公の恋敵であるザンダー役に抜てき。昆虫型宇宙生物“ブレイン・バグ”に脳を吸われ絶命するシーンは、観客に強烈なインパクトを与えた。

 近年はプロデューサー業も力を入れており、クリス・ヘムズワースタロン・エジャトン共演で、現在オーストラリアで撮影中の犯罪映画『コックローチ(原題) / Kockroach)』にもエグゼクティブ・プロデューサーとして参加。亡くなる2日前にはInstagramを更新し、同作に参加できる喜びをつづっていた。今月末には、出演最新作となるクライム・スリラー『ダーティー・ハンズ(原題) / Dirty Hands』が全米公開される。(藤田良太)

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画像はゲーム版「ELDEN RING」より - (c)Bandai Namco Entertainment Inc. / (c)2025 FromSoftware, Inc.

 A24とバンダイナムコゲームスは現地時間19日、大人気ゲーム「ELDEN RING」(エルデンリング)の実写映画版を2028年3月3日に全米公開すると発表した。さらに、キット・コナー(『ウォーフェア 戦地最前線』)やベン・ウィショー(『007』シリーズ)ら主要キャスト13名も明らかになった。

【画像】美しい…「ELDEN RING」出演の日系人女優ソノヤ・ミズノ

 フロム・ソフトウェア開発の「ELDEN RING」は、「狭間の地」を舞台に、広大なフィールドとダンジョン探索による未知の発見など、自由度の高い冒険が堪能できるアクションRPG。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作者ジョージ・R・R・マーティンが世界観を構築した。実写版の監督・脚本を務めるのは、『エクス・マキナ』『シビル・ウォー アメリカ最後の日』で知られるアレックス・ガーランドだ。

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 主要キャストには、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』のケイリー・スピーニーや『エクス・マキナ』のソノヤ・ミズノなど、ガーランド作品にゆかりのある俳優が多数名を連ねている。

 そのほか、トム・バーク(『マッドマックス:フュリオサ』)、ハヴァナ・ローズ・リウ(『AFRAID アフレイド』)、ルビー・クルス(「ウィロー」)、ニック・オファーマン(『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』)、ジョン・ホジキンソン(『ナポレオン』)、ジェファーソン・ホール(『オッペンハイマー』)、エマ・レアード(『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』)、ピーター・セラフィノウィッツ(『ヒックとドラゴン』)、ジョナサン・プライス(『2人のローマ教皇』)の出演が発表されている。

 映画は今春より撮影スタート。「Filmed For IMAX(R)」に認定されており、IMAX(R)専用カメラで撮影される。(編集部・倉本拓弥)

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ディズニー&THE SEVENが世界に放つドラマシリーズ制作へ - (C)Disney

 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は20日、TBSホールディングス傘下の制作会社「THE SEVEN」と、複数年にわたる共同開発契約を締結したことを発表した。両社は今後、動画配信サービス「ディズニープラス」で独占配信される実写オリジナルドラマシリーズを継続的に企画・開発していく。

【画像】美しすぎる…「SHOGUN 将軍」穂志もえか演じる藤様

 ディズニーが日本の制作会社と、世界配信を前提とした長期的・継続的なコンテンツ開発契約を締結するのは今回が初。企画の初期段階からディズニーが関与し、100年以上にわたり培ってきたストーリーテリングの知見と、THE SEVENの制作力を融合させることで、日本発の「世界に響く物語」を継続的に生み出すことを目指す。

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 THE SEVENは、Netflixシリーズ「今際の国のアリス」「幽☆遊☆白書」などを手掛けた森井輝が取締役副社長・CCOを務めるなど、世界市場を見据えたハイエンドな作品制作で知られる。今回の提携について、同社の瀬戸口克陽代表取締役社長は「“日本から、世界中を魅了する革新的なコンテンツを生み出し続ける”という私たちの揺るぎない覚悟を、より強固なものにするための重要な一手」とコメント。森井も「日本が誇る繊細な人間ドラマや緻密な設定を、誰もが“自分の物語”と感じられる最高のエンタメへと昇華させることが使命」と意気込みを語った。

 ディズニープラスでは現在、柳楽優弥主演の「ガンニバル」や、エミー賞を席巻したハリウッドドラマ「SHOGUN 将軍」といった日本関連の作品が高い評価を得ている。15日からは、国内興行収入157億円を突破したディズニー・アニメーション映画『ズートピア2』の見放題配信もスタートしており、世界中で3,200万回再生を記録するなど勢いを見せている。ディズニー& THE SEVEN 重役によるコメント全文は以下の通り。

瀬戸口克陽(株式会社THE SEVEN 代表取締役社長・CEO)

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今回の提携は、“日本から、世界中を魅了する革新的なコンテンツを生み出し続ける”という私たちの揺るぎない覚悟を、より強固なものにするための重要な一手です。

世界各地で多様な物語を展開するディズニーと、この歴史的なパートナーシップを締結できたことを光栄に思います。THE SEVEN が研ぎ澄ませてきたクリエイティブをディズニーが持つネットワークや知見を通じて解き放つことで、日本発の物語を人々が夢中になる「次なる熱狂」へと進化させていけると確信しています。私たちはこれからも国境や言語の壁を越え、視聴者の心に永く刻まれるオーセンティック且つ革新的な作品を追求し続けます。日本のコンテンツ・クリエイションがさらなる高みへと到達する瞬間を、どうぞ楽しみにしていてください。 森井輝(株式会社THE SEVEN 取締役副社長・CCO) これまで数々の作品を通じて、日本のクリエイティブが持つ熱量が世界を動かす瞬間を目の当たりにしてきました。今回、志を共にできることで、更に大きな可能性の広がりを感じると共に、大きな責任も感じています。 私たちの使命は、日本が誇る繊細な人間ドラマや緻密な設定を、国境も人種も超えて誰もが「自分の物語」と感じられる最高のエンタメへと昇華させることです。

THE SEVEN が培ってきた確かな技術と制作力、世界を驚かせるストーリー性、そして日本の才能豊かなクリエイターたちの想像力。これらをディズニープラスというまた新たなフィールドにも強く届けて参ります。どうぞご期待ください。

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キャロル・チョイ(ウォルト・ディズニー・カンパニー APAC、オリジナルコンテンツ・ストラテジー、エグゼクティブ・バイスプレジデント)

私たちが最も魅力に感じているのは、活気ある日本のクリエイティブコミュニティーと、これまで以上に密接に連携し、日本ならではの視点、そして想像力を捉えた物語を共に生み出していける点です。日本でディズニープラスを開始して以来、ゼネラル・エンターテインメントや各市場から生まれるオリジナル作品は、コンテンツラインアップの中でますます重要な存在となっています。このパートナーシップは、そうしたコンテンツ投資をさらに前進させる自然なステップであり、これまで築いてきた強固な関係性の延長線上にあるものです。日本に根差したストーリーテリングの基盤を一層深めていく上での重要な一歩となり、ローカル・コンテンツはグローバルで展開するフランチャイズと並んで、今後も多くの視聴者の共感を得ていく存在であり続けています」。

成田岳(ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 ローカル・コンテンツ制作を統括するエグゼクティブ・ディレクター)

私たち制作チームでは、視聴者の皆さまが何度でも繰り返し楽しんでいただけるような物語を育てていくことを大切にしています。本契約を通じて、日本のクリエイターと開発の初期段階から密に連携し、日本ならではのクリエイティビティーを生かしながら、ディズニープラスに求められる質の高いストーリーテリングの基準を満たす作品づくりに取り組んでいきます。より体系的かつ継続的にクリエイターのみなさまと関わることで、ディズニープラスを象徴する作品となり得る、日本発の個性豊かな物語を育てていきたいと考えています。オーセンティックで長く愛され、視聴者の心に深く残るような作品をお届けすることを目指します。

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(C) 2026映画「だぁれかさんとアソぼ?」製作委員会

 『呪怨』シリーズを手掛け、世界を震撼させた清水崇監督の最新作『だぁれかさんとアソぼ?』(7月24日公開)に染谷将太が出演することが発表された。

【動画】鎮西寿々歌(FRUITS ZIPPER)主演!重要人物に染谷将太!ホラー映画『だぁれかさんとアソぼ?』予告 "絶対にやってはいけない遊び”を描く学園ホラー

 本作は、若者の間で密かに流行る“絶対にやってはいけない遊び”が実行されたことをきっかけに、心理カウンセラーの平瀬小春が妹・菜々美と共に抗えない恐怖の連鎖へと引きずり込まれていく学園ホラー映画。

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 主演を務めるのは、本作が映画単独初主演にしてホラー初挑戦の鎮西寿々歌。2025年には「第76回NHK紅白歌合戦」に初出場するなど、いま最も勢いのあるアイドルグループ・FRUITS ZIPPERで活躍する彼女が、事件の起きた高校に派遣される心理カウンセラー・平瀬小春を熱演し、これまでの明るいイメージを封印して怪異に巻き込まれる難役に挑む。共演には、小春の妹・平瀬菜々美役に星乃あんな、菜々美を気にかける同級生・千葉丈太郎役に大西利空、そして向井怜衣小國舞羽室はんなら次世代を担う瑞々しい才能が集結した。

(C) 2026映画「だぁれかさんとアソぼ?」製作委員会

 さらに、物語の鍵を握る重要人物として 染谷将太の出演が決定した。あわせて公開された予告映像では「誰もいない階段。その13段目。カセットテープに名前を吹き込むと、名前を吹き込まれた人は死ぬ」という不気味な遊びが描かれている。カセットレコーダーを手にした謎の青年を演じる染谷が「どこで…?」と意味深に問いかけるシーンや、学生たちの恐怖に歪んだ表情、引きちぎられたカセットテープなどの不穏なアイテムが恐怖を煽る内容になっている。

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 併せて公開されたポスタービジュアルでは、呪われた遊びの舞台となる学校の階段で怯える小春の周りに、何かに憑りつかれたように倒れ込む学生達、そして上段には正体不明の少女の姿が写し出されている。脇を固めるキャストとしてマキタスポーツオクイシュージ菜 葉 菜染谷隼生穂紫朋子の出演も決定した。また4月21日(火)よりムビチケ前売券(オンライン)の販売も開始される。

 映画『だぁれかさんとアソぼ?』は7月24日(金)全国公開

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(C) 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 映画『ラスト・サバイバー』が8月28日(金)より全国公開される。『エイリアン』や『オデッセイ』などで数々の金字塔を打ち立ててきたリドリー・スコットが、「史上最高のディストピア小説」の一つとも称されるピーター・ヘラーのベストセラー小説を映画化した。主演には、『フランケンシュタイン』で第98回アカデミー賞の助演男優賞に初ノミネートされたハリウッド最注目の新星ジェイコブ・エロルディを迎え、絶望がひろがる終末世界で、わずかな光=希望を追い求める物語を描く。

【動画】『ラスト・サバイバー』特報映像

 本作はパンデミックによって荒廃した近未来の世界を舞台に、主人公ヒッグ(ジェイコブ・エロルディ)が生き残った人々との交流や命がけのサバイバルを繰り広げる日々の中で、希望を見出そうとする物語。特報映像では、妻を失った悲しみを抱え、犬のジャスパーと共に孤独に生きるヒッグをはじめ、残された人々の生きざまが捉えられている。「マシな世界があるはずだ」と希望にしがみつこうとするヒッグに対し、「そんな世界はもう無い」と吐き捨てるバングリー(ジョシュ・ブローリン)や、「夢ね」と突き放すシマ(マーガレット・クアリー)らが対照的に描かれている 。

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 共演には、ジョシュ・ブローリン、マーガレット・クアリーに加え、アリソン・ジャネイガイ・ピアースらが集結した。脚本は、『レヴェナント:蘇えりし者』でも脚本に参加していたマーク・L・スミスが担当する。

 映画『ラスト・サバイバー』は、8月28日(金)に日米同時公開

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(C) 2026「ゴースト・オブ・ウエノ」製作委員会

 監督・ワン・チイ、脚本・ウェイン・ワン、主演・門脇麦という、中国・アメリカ・日本の才能が集結した映画『ゴースト・オブ・ウエノ』が、8月より公開されることが決定した。本作は、日本の上野公園を舞台に、一人の人間の生き方としての“失踪”に焦点を合わせ、すれ違う人と人のつながりに迫るヒューマンミステリー。年間8万人以上もの人が行方不明になっている失踪大国、日本。そのうち3万人は孤独死、さらにその約1割は身元不明の無縁仏とされる。かつてホームレスの人々がテント村を形成し、現在も食糧支援の炊き出しが行われている上野公園を中心に物語が描かれる。

【画像】忌野清志郎さんとの思い出を語る竹中直人…フォトギャラリー

 生活困窮者をサポートするNPOの職員にして、自らの生い立ちにとある喪失を抱えるサツキを演じたのは門脇麦。サツキと行動を共にし、亡き妻の生まれ変わりを信じるホームレスのトシには竹中直人が扮している。

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 上野でソーシャルワーカーとして働くサツキ(門脇麦)は、都内の公園の青テントで、“ゴージョー”と呼ばれる身元不明のホームレス男性が遺した日記を見つける。妻を亡くして自身も公園で暮らしているトシ(竹中直人)とともに、ゴージョーの正体を求めて、日記を手がかりにホームレスのネットワークを訪ね歩くサツキ。やがてその先に一人の女性の存在が浮かび上がる。さらに荒川の土手で生活するマリの口から明かされたのは、ゴージョーが自ら家族との縁を切ったという過去。それはサツキの人生をも大きく揺るがす事実だった。ゴージョーとはいったい何者なのか。彼はなぜ世間から姿を消したのか。そしてサツキが本当に探している人物とは?

 監督を務めたワン・チイは、短編映画『CAOCHANG』(2011)で第62回ベルリン国際映画祭ジェネレーションKプラスコンペティション部門に選出され、長編監督作品『THE BARGAIN』(2021)は第26回釜山映画祭でスペシャルメンション賞を受賞した新鋭。企画と共同脚本には、『スモーク』(1995)のウェイン・ワン監督が名を連ね、さらに共同脚本としてリ・ヤン、音楽には松本淳一が参加している。

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 映画『ゴースト・オブ・ウエノ』は8月ユーロスペースほか全国順次公開。監督のワン・チイと共同脚本のウェイン・ワンのコメントは以下の通り。

監督:ワン・チイ (Wang Qi)

この度、『ゴースト・オブ・ウエノ』が8月より日本全国で公開されることになりました。 これまでたくさんの映画に関わってきましたが、今回の作品は全てが初めてでした。 この映画の企画が生まれたのは、3年前に来日していたウェイン・ワン監督と、ある不思議なきっかけで出会い、「一緒に映画を撮ろう」と声をかけていただいたことが始まりでした。 人は何か奇妙な、時に運命のようなもので繋がっているのではないか。 この作品は、輪廻転生や記憶というものが、どこまで真実で、どこからが人の中で作り上げられたものなのか、そして「真実」とは本当にそれほど重要なものなのかーーそんな問いを内包した物語へと育っていきました。 こうして作品を完成させることができたことに、改めてウェイン・ワン監督に心から感謝しています。 主演の門脇麦さんは、僕が初めて日本で撮るというのにこの映画を信じてくれて、出演してくれた事にとても感謝しています。さらに今回参加してくれた全てのキャストにも感謝しています。この作品で役者として、同じ映画を作る仲間として、一緒に過ごせた時間は本当に特別でした。

そして最後にこの作品に関わってくれたスタッフ、日本、中国、アメリカと様々な国から集まった最高なチームに感謝したいと思います。ぜひ映画館で見て頂けると嬉しいです。

脚本:ウェイン・ワン (Wayne Wang)

この映画が完成し、とても面白い作品になったことを、心から嬉しく思います。 この映画の始まりは、数年前、私の作品で助監督を務めていたワン・チイと脚本家のリーヤンとともに、「東京の歴史を映し出す作品を作れないか」と考えたことがきっかけでした。 私たちがよく打ち合わせをしていたホテルの近くには、いつもホームレスの方々がいて、私はその存在に強く惹かれていました。ホームレスの方々は、戸籍を持たず、国家のシステムの外側で生き、いかなる制度にも完全には包摂されていない存在です。そうした社会の外に生きる人々の視点から、日本の近現代史を見つめることができるのではないかと感じました。 彼らは、戦後の高度経済成長、学生運動、大震災、そして「失われた30年」といった時代の大きなうねりを、それぞれの場所で生き抜いてきた人たちでもあります。どれも、この国にとって非常に特別な出来事です。

この映画は、虚構と現実を織り交ぜた、ドキュメンタリーのようなスタイルで撮影しました。また、「幽霊」のように社会の周縁に存在するホームレスの方々を通して、現代日本の魂のありようを映し出すことに挑戦しました。

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朝ドラ「風、薫る」第18回より - (C) NHK

 見上愛上坂樹里がダブル主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)は、22日に第4週「私たちのソサイエティ」第18回が放送。日常から一転、二人のヒロインに衝撃の展開が待ち受けるあらすじを紹介する。

【画像8枚】衝撃の展開…第18回

シマケンとの対話、そして帰宅後の事件

 トレインドナースへの誘いを受けるべきか思い悩むりん(見上)は、偶然シマケン(佐野晶哉)と出会い、相談に乗ってもらう。シマケンは自らの過去の体験を交えながら、りんの本当の気持ちを問いかける。

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 彼との対話で少し気持ちの整理がついたりんだったが、帰宅するとそこで大きな事件が起きていて……。

小日向の“別の姿”を目撃し…

 一方、直美(上坂)は、小日向(藤原季節)の思いがけない“別の姿”を目撃してしまい、思わず彼を問い詰める。

「風、薫る」とは

 朝ドラ第114作「風、薫る」は、激動の明治時代に看護の世界へ飛び込んだ、二人のナースの冒険物語。栃木や東京を舞台にしたオリジナル作品であり、原案は田中ひかる氏の著書「明治のナイチンゲール 大関和物語」。実在した大関和さんと鈴木雅さんをモチーフとしつつも、傷ついた人々を守るために“バディ”として奔走する二人の女性の姿をフィクションとして描く。

 脚本は、ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」や「幸運なひと」を手掛けた吉澤智子Mrs. GREEN APPLE の主題歌「風と町」が物語を彩り、語りは謎の占い師・真風役で本編にも出演する研ナオコが務める。(清水一)

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「風、薫る」原田泰造が演じる牧師・吉江善作 - (C)NHK

 連続テレビ小説「風、薫る」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜は1週間の振り返り)でに主人公のひとり・大家直美(上坂樹里)を気にかけている牧師・吉江善作役を務める原田泰造が、オファーを受けた心境や、直美に対して人一倍の愛情を注ぐキャラクターに継いて語った。

【明日の場面写真】「風、薫る」衝撃の展開…

 「風、薫る」は、文明開化が急速に進む明治時代に看護の世界へ飛び込んだ、二人のナースの冒険物語。栃木や東京を舞台にしたオリジナル作品で、原案は田中ひかる氏の著書「明治のナイチンゲール 大関和物語」。実在した大関和(おおぜき・ちか)さんと鈴木雅(すずき・まさ)さんをモチーフにしながらも、傷ついた人々を守るために“バディ”として奮闘する二人の主人公・一ノ瀬りん(見上愛)&大家直美(上坂)とその仲間たちの姿をフィクションとして描く。

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 吉江善作は、4年前に直美を引き取って以来、彼女をそっと見守ってきたキリスト教の牧師。自立したい直美の意思を尊重して別々に暮らしているが、常に直美のことは気にかけている。

(C)NHK

ーーオファーを受けたときの心境

オファーをいただいたときはうれしかったです。以前に出演させていただいた「ごちそうさん」が大阪制作だったので、いつか東京制作の“朝ドラ”にも出てみたいと思っていたし、大河ドラマ「べらぼう」に出演しているとき、メイクルームの裏が“朝ドラ”チームのメイクルームで、「今どんな撮影をしているんだろう」と気になっていたんです。牧師役を務めるのは初めてだったので、まず聖書を読んだり、街の教会で礼拝に参加してみたりしました。当時の牧師という存在はみんなに歓迎されているわけではなく、白い目で見ている人たちもいたはずです。それを分かりながらも笑顔で炊き出しなどの活動をし、喜んでもらえるとうれしい。笑顔だけではない側面も伝わればいいなと思って演じています。

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ーー吉江善作のキャラクターについて

脚本を読んで、直美さんのことをいつも見守っていて、さらに教会の周りの街の人たちのことも優しく見守っている魅力的な人物だと思いました。

直美のことは本当の自分の娘のように思い、いいところや悪いところを全部知っているお父さん的存在なのだろうと感じます。

演じる前は「この人、すぐ泣くなぁ……」と思っていたけれど、実際にセットに入って演じてみると泣くことがしっくりくるんですよ(笑)。直美のことを本当に心配しているから、直美が何かする度にびっくりして心配になっちゃって。直美が捨てられてからの道のりや今でも差別されていることをすべて知っているから、直美に対しては人一倍愛情があるのでしょうね。

僕は全然知らなかったけれど、当時は看護をする人間を蔑む人もいたと言います。それを誇りあるすてきな職業に彼女たちが押し上げていく。娘のような存在の直美がそれをやり遂げる過程を見られたら吉江はまた感動してしまうのではないかと思います。

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