20年ぶり「セリカ」後継モデル、まさかの場所にエンジン搭載!? ガズーレーシングが開発認める

トヨタ セリカ 次期型 予想CG

「ダルマ」の愛称で親しまれた初代セリカは、1970年に発売された。最終モデルとなった第7世代は1999年から2006年まで販売されており、最速の2026年に復活すれば実に20年ぶりとなる。

長年の憶測の後、ついに「セリカ」のネームプレートがついに復活する。トヨタはモデルの復活を認め、「GRセリカ」という名称の商標登録も申請完了。8代目となる新型はいったいどんなモデルになるのだろうか。

もちろん、トヨタは新型GRセリカの公式スペックを発表しておらず、様々な憶測が飛び交っている。それでも、昨年発表された2.0リットル「G20E」型4気筒ターボエンジンは、GRセリカに搭載されるのは濃厚とみていいだろう。ベースモデルでは、最高出力406ps馬力/298kWを発揮するが、先日お伝えした通り、トヨタ関係者によると、より大型のターボチャージャーを搭載すれば、公道走行時には600psを「容易に」超えるとのことだ。

トヨタ GR ヤリスプロトタイプ

注目は、エンジンレイアウトだ。歴史的には、1970年から2006年までに販売された歴代のセリカはすべてフロントマウントエンジンを搭載していた。論理的には新型もそれに倣うと思われるが、昨年報じたように、海外エージェントからの最新情報でも、ミッドエンジンレイアウトを採用する可能性が有力視されているとのことだ。

もしこれが事実であれば、セリカと、同じく噂されているMR2復活との境界線が曖昧になり、記事では両プロジェクトが1つに統合される可能性を示唆している。

トヨタは東京オートサロン2025で、ミッドシップエンジンのGRヤリスMコンセプトに搭載されるG20Eエンジンを初公開した。この車はモータースポーツテストに投入され、将来の量産モデルのセッティングを改良するのに役立つ可能性がありそうだ。

エンジンがシャシーのどの位置に搭載されるかに関わらず、GRセリカにはトヨタのGR-Four四輪駆動システムが搭載されると予想されている。つまり、4代目、5代目、6代目と名声を博した過去のGT-Fourセリカのラリーでの伝統に沿い、スポーツ4WD「GR-FOUR」システムが組み合わされると思われる。 GRカローラとGRヤリスに採用されているアプローチに倣い、8速デュアルクラッチトランスミッションに加え、6速マニュアルトランスミッションも提供される可能性がある。

今のところ、プロトタイプは目撃されていないが、存在しないわけではないようだ。北米トヨタの製品企画・戦略担当シニアバイスプレジデント、クーパー・エリクセン氏は、MotorTrend誌に対し、「理論上はセリカという名前で販売される可能性のある製品」が開発中で、「かなり開発が進んでいる」段階にあると述べたが、発売時期については明言を避けている。

同報道によると、驚くことに、同社は既にGRセリカのプロトタイプを米国のディーラーに公開しているとのことだ。トヨタ幹部はオンラインで出回っている非公式のレンダリング画像の正確性を否定し、実際のデザインは全く異なることを示唆しています。現実的には、将来のトヨタのラインナップにふさわしいGR 86やGRスープラとの差別化を図らなければならない次期モデルの外観を予測することは困難かもしれない。

もう一つの興味深い噂は、新型GRセリカがGRヤリスの後継として、WRCのトップカテゴリーに参戦する将来のラリーカーのベースとなるかもしれないというものだ。先代モデルは1988年から1995年まで世界ラリー選手権(WRC)に参戦し、2度のマニュファクチャラーズタイトルと3度のドライバーズタイトルを獲得したことを考えると、この噂は理にかなっている。

気になる新型セリカのワールドプレミアだが、既にプロトタイプを米国のディーラーにプレビューしているという噂が事実とすれば、2026年にもなんらかのコンセプトモデルが公開される可能性があるだろう。

果たして市販型にハンマーヘッドは採用されるのか、注目される。

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