【徹底比較】iPhone 16eとPixel 9a、何が違ってどっちが魅力的なのか比べてみた
iPhoneもPixelも、バッテリー駆動時間には力を入れています。 Pixel 9aは、5100mAhの大容量バッテリーを搭載し、30時間以上のバッテリー駆動時間を確保。 iPhone 16eは、4004mAhのバッテリーを搭載。Appleによると、iPhoneの中でもっとも駆動時間が長く、オフラインのビデオ再生は26時間、ストリーミングのビデオ再生は21時間可能です。 PCMagが実機でバッテリーのベンチマークテストを行ったところ、iPhone 16eは21時間39分持続しました。Pixel 9aは現状不明です。
Pixel 9aのほうがお買い得なのは明らか。 Pixel 9aは、ストレージが128GBで499ドル、256GBにアップグレードしても559ドルです（※日本での価格は未定）。 一方iPhone 16eは、最低価格が128GBで599ドル（9万9800円）、256GBになると699ドル（11万4800円）、512GBでは899ドル（14万4800円）です。 ただし、繰り返しますが、iPhone 16eはすでに発売されており、今すぐ手に入れることができます。Pixel 9aは、2025年4月にならないと出荷されません。
まず考えるべきなのは、エコシステムです。 Macとうまく連携させたいならiPhone 16eが基本となるでしょう。どうしてもAndroidスマホにしたい場合は、Pixel 9aになります。 優れたAI機能を求めるなら、Pixel 9aに軍配が上がるかもしれません。 Pixel 9aには「Gemini Nano」が搭載されています。Geminiアプリは、「Gemini Live」やAI写真編集などのAI機能をサポートしています。 iPhone 16eに搭載されている「Apple Intelligence」も「作文ツール」や写真の「クリーンアップ」などのAI機能をサポートしていますが（日本語対応も4月を予定）、「Siri」がAIによって強化されるのも待ち遠しいところです。 ハードウェアに関しては、より長く使える機種を手に入れたいなら、チップの性能がわずかに勝るiPhone 16eを選ぶほうが良いでしょう。 とはいえ、Pixel 9aはコスパの優れた選択肢です。 iPhone 16eと比較して、基本モデルが100ドル安いだけでなく、256GB版も140ドル安いのですから。 Source: Geekbench Browser, PCmag
浅野美抄子（ガリレオ）
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iPhone 16eもPixel 9aも、フラッグシップモデルに搭載されているのと同じ自社製チップが搭載されています。 iPhone 16eは、iPhone 16シリーズに使われているApple製A18チップを採用しており（ただし、GPUコアは1個少ないです）、Pixel 9aは、Pixel 9と同じGoogle製Tendor G4を使っています。 どちらの機種も、RAMは8GBです（Pixel 9のRAMは12GBです）。 Pixel 9aのベンチマーク・スコアはまだ出ていませんが、同じチップが載っているPixel 9を使えば比較はできます。 Geekbenchによると、Pixel 9のシングルコアのスコアは1657、マルチコアのスコアは4060でした。一方iPhone 16eは、シングルコアが2706、マルチコアが7942。 数字を見ると、iPhone 16eのパフォーマンスはPixel 9aよりずっと優れているようです。 どちらのモデルも、日常生活で使う分には十分速いはずですが、A18プロセッサの性能には余裕があるため、iPhone 16eは長く使えそうですね。
iPhone 16eは、48MPシングルレンズのカメラが背面に1個ついています。 Pixel 9aは48MP（絞り値f/1.7）のワイドカメラと、13MP（f/2.2）のウルトラワイドカメラを採用しています。 ただ、Appleのセンサーは、より多くの光を取り込むため、暗い場所でもきれいな写真が撮ることができるんです。 どちらのモデルも、4Kの動画を毎秒30フレームまたは60フレームで撮影可能。iPhoneには、毎秒24フレームと25フレームのオプションもあります。 iPhoneもPixelも写真撮影の機能は全体的に優れています。 それぞれ仕上がりにわずかな違いが出るのは、主にソフト的なポストプロセスによるもの。 どちらのモデルにも、AIを使った独自の写真編集機能がついていますが、どちらの機能が使いやすいかは、Pixel 9aがリリースされるまでわかりません。
