ARグラスはとにかく「薄さ、軽さ」が大事 #CES2025
Photo: ギズモード・ジャパン
耳にかけるものだから。
ラスベガスで開催しているCES2025で、めちゃくちゃ軽いARグラスを見つけました。
手がけているのは、ARグラス用ディスプレイや、空間認識エンジンの開発を行う日本の会社、Cellid。
今回展示されていたのは、最新のARグラス用ディスプレイレンズを搭載した、参考用のARグラスです。製品版ではないですが、テクノロジーを体験できるブースになっていました。
普通のメガネレンズと同じ薄さ、軽さ
実際にかけてみたところ、とにかく軽量であることに驚きます。
バッテリーとディスプレイを搭載しているのにすごい。レンズは、最新の技術によって一般的なメガネのレンズと同等の薄さと軽さを実現しているそうです。
「外でかけても恥ずかしくないか」も気になりポイントですが、普通のメガネのレンズと変わらないデザインになっていて、見た目的にも違和感なし。
解像度は1280x720で、フルカラーにも対応。搭載されたカメラとセンサーで、現実空間の物体や位置を認識し、目の前にAR空間を展開します。
手元の機器の使い方を教えてもらったり、運転中に目的地までナビしてもらったりといった世界が待ってるみたい。
スマートグラスって、機能はもちろんなんですが、大前提その使用感、重要ですよね。長時間使っても疲れないって、すごい大切。
軽量なARレンズが作れるまでに技術が仕上がってきているので、今後これを活用した、とんでもなく便利で面白い商品がどんどん出てくることに期待大です。
CES2025で見つけた最新AIプロダクトのトークイベント、1月23日開催
登壇者は、國本知里(Cynthialy 代表取締役)、西谷茂リチャード(ギズモード・ジャパン インターナショナル&事業開発チーフ)、小林優多郎(Tech Insider編集チーフ)。
Source: Cellid