万博で熱唱・Ａｄｏ、会場を散歩したと明かしファン「えー！？」

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４月１３日に開幕した『大阪・関西万博』。それを記念し、人気の歌い手・Ａｄｏによるオープニングスペシャルライブが会場内の屋外スペース「ＥＸＰＯアリーナ（Ｍａｔｓｕｒｉ）」（大阪市此花区）でおこなわれた。

２０２０年１０月『うっせぇわ』での鮮烈なメジャーデビューから、今年２０２５年で５周年イヤーに突入した２２歳の歌い手Ａｄｏ。万博開幕初日という記念すべき公演に、応募が殺到するなか事前抽選で当選者１万５０００人が集まった。

夜１９時４５分、前方に配備されている縦８ｍ、横１５ｍの大型スクリーンにオープニング映像が流れ、Ａｄｏのシルエットが映し出されると、観客から歓声が。１曲目『新時代』を熱唱し、夢洲の空にＡｄｏの歌声が響き渡った。

万博会場内EXPOアリーナ「Matsuri」で歌い踊るAdo（4月13日）Photo by Viola Kam（V’z Twinkle Photography）

その後、『うっせぇわ』『クラクラ』などヒット曲を立て続けに披露。ＭＣではライブ前に万博会場を回り、Ａｄｏグッズを身につけたファンを見ていたと明かし、会場が「えー！？」とざわつく場面も。

そして、「私は今、２度目の世界ツアーを控えておりまして、世界中のみなさんに日本の音楽や文化を伝えていきたいです。今回、万博のオープニングとして立たせていただいているのは本当に信じられなくて。この瞬間が、万博というものが、私の、そしてみなさんの未来につながればいいなと思います。今日という日をどうか忘れないでほしいです。素晴らししい景色を作っていただいてうれしいです、ありがとうございます！」と感謝を伝えていた。

『Ado OPENING SPECIAL LIVE』の終盤、『唄』のパフォーマンス（4月13日）Photo by Viola Kam（V’z Twinkle Photography）

最後に、「全力で歌って踊って楽しんで、みなさんの全力をぶつけてください！」と叫び、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の『ハロウィーン・ホラー・ナイト』コラボ楽曲としてもおなじみ『唱』では観客も全力でダンス。アンコール含む全１１曲、大盛り上がりで万博の開幕を飾った。

万博会場内EXPOアリーナ「Matsuri」での『Ado OPENING SPECIAL LIVE』の様子（4月13日）Photo by Viola Kam（V’z Twinkle Photography）

４月９日にメジャーデビュー５周年を記念した初のベストアルバム『Ａｄｏのベストアドバム』を発売したＡｄｏ。今月末からは世界３３都市、５０万人超えの動員を予定し、日本人アーティスト過去最大級の規模となる自身２度目のワールドツアー『Ａｄｏ ＷＯＲＬＤ ＴＯＵＲ ２０２５ “Ｈｉｂａｎａ” Ｐｏｗｅｒｅｄ ｂｙ Ｃｒｕｎｃｈｙｒｏｌｌ』を控えている。

【セットリスト】１． 新時代２． 逆光３． うっせぇわ４． レディメイド５． クラクラ６． ギラギラ７． マザーランド８． Ｔｏｔ　Ｍｕｓｉｃａ９． 風のゆくえ１０． 唱

１１． 踊