トヨタの「"7人乗り"プリウス」!? めちゃ広い3列シート空間×全長4.6m級で「ちょうどイイサイズ」! "リッター31km"の超低燃費ミニバン「アルファ」復活に期待大!

エコカーのパイオニアであるトヨタ「プリウス」派生のスペースワゴンとして登場した「プリウスα」は、ダントツの燃費・環境性能と先進性に、開放的なスペースを融合させた1台。今トヨタで、最も復活が待たれているクルマではないでしょうか。

独自の魅力多数で実力はプリウスを大きく超えている!?

 2009年に登場したトヨタの3代目「プリウス」。

 その資産を受け継ぎ、さらに進化を果たした数々の機能性を詰め込んだ「プリウスα」ですが、1代限りで2021年に姿を消してしまいました。

 誰にでも合う“特別なプリウス”の復活に、多くの期待の声が集まっています。

スゴい「“7人乗り”プリウス」復活に期待大!

 プリウスαは、2011年5月にトヨタ全チャネルで販売が開始されました。プリウスから継承されたトライアングルシルエットに、広くなった室内スペースを融合した、新しい形のクルマです。

 3列・7人乗り仕様と、2列・5人乗り仕様の2タイプが設定されていました。

 ベースとなった3代目プリウスとの違いは多数ありますが、まずはエクステリアから。

 プリウスαのボディサイズは、全長4615mm×全幅1775mm×全高1575mmで、プリウスと比較すると全長が155mm、全幅が30mm、全高が85mmプラスされています。ホイールベースは80mm延伸され2780mmです。

 外観以上に大きく違うのが室内です。

 室内長は2000mm(3代目プリウス+95mm)、室内幅1520mm(+50mm)と縦横に広いのが大きな特徴。

 一方で室内高はプリウスαの方が5mm低い1220mmとなっています。

 ただ、数値上では小さくなっている室内高ですが、プリウスαはプリウスよりも緩やかにボディ後方へ向かってルーフが傾斜しているため、後席乗員のヘッドクリアランスは、プリウスよりも広く感じられるでしょう。

 また、プリウスよりも圧倒的に乗り降りしやすいのがプリウスαの特徴です。

 シート高さを表すヒップポイントは、プリウスよりも30mm高い605mmとなっています。立っている位置から、あまり屈むことなく車内へ乗り込めるのは、多くのユーザーにとって使いやすさを感じるポイントです。

 荷室の大きさにも定評があるのがプリウスα。

 プリウスと同じ5人乗りの場合、荷室長は75mm長い985mmで、荷室幅が25mm広い1580mmです。そして荷室高は120mmも高い795mmで、ラゲッジスペースの容量は195Lも大きい535Lという広さ。

 乗用スペースよりも、荷室スペースの方がプリウスαの圧倒的な広さを感じることができます。多彩に荷物を積み込めるユーティリティ性能を求める人ほど、プリウスαの恩恵を強く受けることができるでしょう。

 動力性能はプリウスと同じTHS(トヨタハイブリッドシステム)IIを使用していて安定感は抜群。

 2011年デビュー当時のカタログ燃費は31.0km/L(10・15モード燃費)をマークし、コンパクトミニバンクラスでトップの低燃費を誇りました。

 3列・7人乗り仕様では、新開発されたリチウムイオンバッテリーを搭載し、2列・5人乗りではプリウスと同じニッケル水素バッテリーを搭載しています。

 どちらも高機能なバッテリーですが、特に長く安心して使うなら、5人乗りのニッケル水素バッテリーがおススメです。

 現在も多くのタクシーで3代目プリウスの姿を見ることができ、耐久性はお墨付き。交換が必要になったときにも、リビルト品が多く出回っているため、費用負担も少なくなる傾向にあります。

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