W杯王手の森保Jが始動!! 初日は三笘・伊藤ら16選手が合流「勝って次で決めたい」

ともに室内調整するMF三笘薫(ブライトン)とMF田中碧(リーズ)

 北中米ワールドカップ出場に王手がかかる日本代表は17日、千葉市内で始動し、20日のW杯アジア最終予選バーレーン戦(埼玉)に向けて初回のトレーニングを行った。所属先のリーグ戦を終えた16人がチームに合流。初日は15日に試合を終えたGK谷晃生(町田)のみがピッチで練習し、他の15人はリカバリーのため室内調整した。

 室内調整したのは昨年6月以来の復帰となったDF伊藤洋輝(バイエルン)を始め、GK鈴木彩艶(パルマ)、GK大迫敬介(広島)、DF長友佑都(FC東京)、DF中山雄太(町田)。DF板倉滉(ボルシアMG)、DF菅原由勢(サウサンプトン)、DF高井幸大(川崎F)、MF南野拓実(モナコ)、MF守田英正(スポルティング)、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)、MF三笘薫(ブライトン)、MF堂安律(フライブルク)、MF田中碧(リーズ)、FW古橋亨梧(レンヌ)の15人。いずれもランニングや筋トレなどの個人メニューに取り組んでいた。

MF守田英正(スポルティング)とMF鎌田大地(クリスタル・パレス)
 北中米W杯最終予選を戦う日本はこれまでの6試合を5勝1分で勝ち抜き、勝ち点16でC組首位を独走中。20日のバーレーン戦に勝利すれば3試合を残して2位以内が確定し、史上最速でのW杯出場権獲得が決まる状況となっている。  引き分けでも他会場の結果次第でW杯出場決定の可能性もあるが、南野は「全員が勝って次の試合で決めたいと思っているし、僕もそのつもり」と一戦必勝を強調。「ホームで決められるモチベーションもあるといい」、すでに試合のチケットは完売している中、埼玉スタジアム2002に集まる満員のサポーターを前に歓喜の瞬間を迎える構えだ。  対戦相手のバーレーンは今月13日に来日し、大半の選手が週末のリーグ戦を戦っていた日本よりも長い準備期間を設けて調整中。また現在はW杯出場圏外の5位に沈むものの、2位以下は勝ち点1差にひしめく大混戦となっており、高いモチベーションで臨んでくることが想定される。  日本は18日から本格的な練習を開始予定。所属先のリーグ戦日程の関係で初日に合流できなかったDF瀬古歩夢(グラスホッパー)、DF関根大輝(スタッド・ランス)、MF遠藤航(リバプール)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF旗手怜央(セルティック)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)、MF久保建英(ソシエダ)、MF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、FW前田大然(セルティック)、FW上田綺世(フェイエノールト)、FW町野修斗(ホルシュタイン・キール)の11人が新たに合流する。
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(取材・文 竹内達也) ●北中米W杯アジア最終予選特集

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