小平智が3打差を逆転 「今までで一番うれしい」7年ぶり日本ツアー8勝目

◇国内男子◇ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント 最終日(24日)◇北海道ブルックスCC(北海道)◇7286yd(パー72)◇晴れ(観衆1888人)

3打差8位から出た小平智が1イーグル7バーディ「63」でプレーし、通算24アンダーで逆転。2018年「日本シリーズJTカップ」以来、7年ぶりとなる日本ツアー8勝目をあげた。

久々のタイトルに、優勝インタビューでは「本当にうれしい。今までで一番うれしいと思う」と言葉にした。折り返し直後の10番で岩田寛がトップに立つリーダーボードを見て、「いつも仲良くしてもらっているのでスイッチが入った」というサンデーバックナイン。12番から4連続バーディを奪うと、「ぜんぶ会心でした」という17番(パー5)では2オンから3mを決めてイーグルを奪取。優勝のよろこびとともに、「やっぱりアメリカを捨てきれないので挑戦したい」と2023年まで主戦場にしたPGAツアー(米国ツアー)再挑戦へ意欲を示した。

首位タイから出た大岩龍一は「67」で回り、1打届かずの23アンダー2位で初優勝はならなかった。

21アンダー3位に岩田寛と今季1勝の金子駆大。20アンダー5位に小木曽喬ソン・ヨンハン(韓国)が並んだ。

大岩とともに首位から出た幡地隆寛は6バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「71」と伸ばしきれずに通算19アンダー7位。

今季2勝で賞金レース1位を走る生源寺龍憲は「69」、石川遼は「70」で回り、ともに通算13アンダー37位で大会を終えた。

<上位成績> 優勝/-24/小平智 2/-23/大岩龍一 3T/-21/岩田寛金子駆大 5T/-20/小木曽喬ソン・ヨンハン 7T/-19/下家秀琉蝉川泰果安森一貴小西たかのり幡地隆寛

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