CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
3月4日のリスク市場の大反転により、ビットコイン(BTC)はセッション最安値から10%近く上昇し、ナスダックは序盤に2%近く下げた後、上げに転じた。
数週間にわたるトランプ大統領による関税の脅しに振り回された株式と暗号資産(仮想通貨)は、メキシコ、カナダ、中国に対する関税が実際に発動された4日、当初は急落した。
しかし、米国時間午前の遅い時間には買い戻しが入り、株式市場での取引終了まで1時間余りのところで、ナスダックは0.7%の上昇となっている。S&P500は、序盤の大幅な下げ幅をわずか0.25%まで縮小した。
ビットコインは8万8000ドルをわずかに上回り、過去24時間で1.5%上昇。イーサリアム(ETH)は引き続きアンダーパフォームし、2171ドルで横ばいとなっている。
4日の値動きによって、ビットコインの乱高下は10日間連続になった。ビットコインは、2月21日から約6日間で20%以上急落し、7万8000ドル強まで値下がりしたが、その後3日間で20%以上反発し、約9万5000ドルに到達。3日と4日の朝には改めて、8万1000ドル台まで急落していた。
暗号資産関連株では、ストラテジー(Strategy)は11%上昇、コインベース(Coinbase)は4%上昇、マラ・ホールディングス(MARA Holdings)は5%上昇している。
|翻訳・編集:山口晶子|画像:Shutterstock
|原文:Turnaround Tuesday Sees Crypto and Stocks Bounce Sharply From Worst Levels
Stephen is CoinDesk's co-regional news chief, Americas. He previously served as managing editor at Seeking Alpha.
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