ランクル越えか!? タフさ全開のトヨタ 4ランナー日本導入に期待大
/ コラム
日本車の販売シェアが半分に達する勢いのアメリカ。中でもアメリカのユーザーの心を捉えているのが北米トヨタだ。ここでは、日本でも「ハイラックスサーフ」として販売されていた本格派オフローダー、トヨタ 4ランナーをご紹介!!※本稿は2025年5月のものです文:立花義人/写真:トヨタ ほか
初出:『ベストカー』2025年6月10日号
【画像ギャラリー】この大きさと存在感!! ランクルシリーズとは違った魅力を持つトヨタ 4ランナーと懐かしのハイラックスサーフ(16枚)猛烈なタフさとギア感あふれるデザイン。この塊感と迫力には参りました!
2009年、4代目で日本での販売を終了した、トヨタ ハイラックスサーフ。ただし北米では、「4ランナー」という名で販売が継続。ピックアップベースのSUVで、今のようなSUVブームが来る前から存在していた、SUVの元祖的なクロカンモデルだ。
2024年に15年ぶりのフルモデルチェンジを受けた最新モデルは、オフロードをイメージさせる力強くモダンなデザインに進化。ランドクルーザーシリーズとはまた違った魅力を放つ、遊び心満載のモデルに仕上がっている。
駆動方式はFR、パートタイム4WD、フルタイム4WDから選ぶことができ、アクティブトラクションコントロール、オートLSDが備わり、グレードによってはセンターデフロックも選択可能だ。
日本でも三菱からニューモデルが登場し、にわかに盛り上がってきたピックアップトラック。その流れを受け、「ハイラックスサーフ復活」というのも面白いような気がする。
グローバル戦略により装備の充実やパワートレーンの共通化が図られているため、そのまま日本に持ってきても高い評価が得られそうなモデルは少なくない。
そんな日本人に受け入れられやすいモデルは必要だと思うが、4ランナーのような毛色の違うクルマがラインナップされることは、日本市場の活性化にもつながるかもしれない。ぜひとも導入を期待したい!!
●現行型トヨタ 4ランナー 主要諸元(北米モデル)・全長:4950mm・全幅:1981mm・全高:1844mm・ホイールベース:2850mm・車重:2018kg・パワートレーン:直4、2.4Lターボ・最高出力/最大トルク:281ps/43.8kgm
・駆動方式:FR/4WD